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コラム

ロボットの先行技術文献調査について

2024年2月20日

コラムカテゴリ:ビジネス

こんにちは、弁理士の福島です。

今回は、弊所の実績をスタッフ(K)からご紹介します。

1.相談の内容
クライアントは、新しいロボットを発売したいと考えている。しかし、既に、日本において同様の技術が存在している。そのため、新しいロボットの発売によって、これら他社の知的財産権(特許権や意匠権)を侵害する恐れがないかを調査してほしいという依頼があった。

2.解決策
類似のロボットに関して先行技術文献調査を実施した。すると、ロボットのハードウェアに関する特許出願は、拒絶査定や拒絶理由を受けているものが複数件あった。そのため、ロボットのハードウェアに関して新規性はないと判断し、クライアントの製品が知的財産権侵害となる恐れはないと提案した。又、先行技術文献調査によって、今回のロボットに関しては、ハードウェアよりもシステムに関する特許出願が多いことが分かった。つまり、今回のロボットの分野については、ハードウェアではなくシステムで差別化していく必要性があるという動向があることも分かった。
更に、意匠権についても調べたところ、他社が、ロボットの特徴的なデザインを意匠登録していることが分かった。この意匠は、クライアントが発売予定のロボットとは類似していないと判断し、侵害のおそれはないと提案した。

3.結論
先行技術文献調査によって、新規性の有無や、現在の技術の動向が分かる。これによって、クライアントが発売する製品が知的財産権侵害の恐れがあるかどうかを判断できる。また、特にロボット分野に関しては、ハードウェアの観点だけではなく、システムの観点でも差別化を図るという動向も確認できた。当事務所では、先行技術文献調査によって、既存技術や最近の動向を調べ、知的財産権の侵害回避に関する助言をすることができます。お気軽にご相談ください。

英文
1. Content of consultation
The client wants to launch a new robot. However, similar technology already exists in Japan. Therefore, we received a request to investigate whether the release of a new robot could infringe on the intellectual property rights (patent rights and design rights) of other companies.

2. Solution
A prior art literature search was conducted regarding similar robots. As a result, several patent applications related to robot hardware received decisions of refusal or reasons for refusal. Therefore, we determined that the robot's hardware was not novel and proposed that there was no risk that the client's product would infringe on intellectual property rights. Additionally, a search of prior art documents revealed that there are more patent applications related to the robot than to the hardware. In other words, in the field of robots, we found that there is a trend toward differentiation based on systems rather than hardware.
Furthermore, when we investigated design rights, we found that another company had registered a distinctive design for the robot. It was determined that this design was not similar to the robot that the client planned to release.

3. Conclusion
A search of prior art documents reveals the presence or absence of novelty and current trends in technology. This allows us to determine whether a product released by a client is at risk of infringing on intellectual property rights. In addition, especially in the field of robots, we have seen a trend toward differentiation not only from a hardware perspective but also from a system perspective. At our firm, we can research existing technologies and recent trends through prior art literature research, and provide advice on how to avoid infringement of intellectual property rights. Please feel free to contact us.

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