野面積み
代表の森田です。
神社の改修工事も大詰めを迎えております。今回は、神社周辺の仕上げをご紹介します。
大半の神社は森の中に作られています。本殿や参道の周囲はたくさんの樹木が茂っていて秋になると落ち葉の掃除も大変です。
よく、草防止に砂利などを使われる事も多いのですが、砂利だと石の隙間に落ち葉が挟まって掃除が困難になります。
そこで今回は「マサファルト」と言う、真砂土(マサ土)を固める工法にしました。
まずは、使用する前に下地作りを行います。
マサファルトを約5㎝で敷きならすために、5㎝残して下地の砕石を敷きます。これをランマーで固めた後、マサファルトを敷きならします。叩きながら敷きならしたマサファルトに水をかけて仕上がりとなります。
作業は非常に簡単で草防止にもなりますし、落ち葉もホウキで掃くか「ブロワー」で吹き飛ばせるので掃除をするにも最適です。
難点は、掃除をするたびに表面が多少削れていく事とひび割れが起こりやすい事です。
でも見た感じは土なので自然に溶け込みますし、水が溜まらないので広範囲の施工には最適です。公園などにも良く使用されています。
次回は、完成した神社をご紹介できると思います。