鳥居の修繕
信太森葛葉稲荷神社シリーズ第三弾は「玉垣の柱の修繕工事」です。
工事前は、柱の石を直接土の中に埋め込む工法でした。昔はコンクリートが無かったからです。
建物も今では鉄筋が入ったコンクリートの基礎を作ってから柱を立てますが、昔は基礎石と言って大きな石を柱の下に埋めてから建てていました。
↑図の様に柱が埋められていましたので、今まで埋まっていた部分は切断します。
そして、柱をハメ込む穴を掘った「土台石」を新しく作ります。
柱の繋ぎ入っていた鉄の棒は錆びてしまっていたので、ステンレス製の物に交換して完成です。
車止めに置いてあった「石ころ」は、新しく石製のポールを設置。おもむきのある神社になりました。