高麗型朝鮮灯籠
ちょっと変わった記念碑を作らせていただいた時のお話です。
ご依頼をいただいた会社は、以前にも50周年事業で記念碑をお世話になりました。さて、今回はどんな形にしようか?コンセプトは何にしよう?と試行錯誤した結果。
メインは「リス」の石彫りを置く形で決まりました。イメージは「リスがくるみを食べている感じ…」。
加工作業開始。そんなに難しくないなと思ったのですが…
いざ、作り始めると…なかなか、くるみに見えません。実物ばかり見ながら作っても上手く作れないので、インターネットでくるみのイラストを探して、それも参考にして作りました。
完成しました。くるみを食べているように見えるでしょうか?
単純な形の物ほど難しいということが良くわかりました。書道でも画数の多い文字はそれなりに形になりますが、画数の少ない文字はカッコよく書くのが難しいものです。どんな仕事も同じですね。