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間知石の種類

森田茂樹

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テーマ:石のお話

間知石とは石積みに使う石です。

昔は石を切り出した残りの石(端材)で作っていましたが、日本の採石場も数少なくなったのとコストの問題で間知石を作る業者が少なくなりました。

近年は大半中国加工で使用しています。

通常、割肌仕上げという方法で自然の石割れ模様を出しているものが多いのですが、少し手を加えて表面をノミ切仕上げにすることもあります。

これは割肌の間知石です。通常よく使われるものです。


こちらがノミ切仕上げの間知石です。表面が平らにノミ加工をしています。昔の蔵の土台石やお城や神社仏閣の石積みなどはノミ切加工が使われています。


この石積みは清水寺で撮影したものですが、角の石が(ノミ切加工)で組んであります。


お城も同じですが、手足を掛けて登り難いとも言われていますが、角がビシッと決まると全体がとても引き締まって見えます。
今回のノミ切間知石はお墓の擁壁に使います。年月が経つとイイ侘び寂びが出ると思いますので、完成しましたらご紹介します。

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森田茂樹
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株式会社森田石材店

大正8年の創業より代々受け継がれてきた職人の技と心をベースに、受注・施工からアフターフォローまでを一元化。一人ひとりのお客さまに即したきめ細かなサービスを提供しています。

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