2 用語説明 SWIFTコード
国土交通省航空局主催のオンライン説明会がありました。
内容は「輸出検査の強化」のお達しです。
当初説明会は2回開催という案内だったので過疎った説明会だろうと思ってましたが、その後説明会は追加、追加の大盛況でした。
また並行してchatで質問することもでき、やり取りもかなりの件数でした。
匿名参加者以外に有名企業のご担当者も積極的に質問されており、みなさんの関心がどれほど高いか窺い知ることができました。
検査強化の背景
・既に海外では輸出貨物から爆発物が複数回発見されている。
・貨物は民間機を利用する頻度も多くなり、被害を最小限に抑えるため。
ということです。
輸出検査強化のポイント
- 輸出貨物の検査を強化します。 (文書は除く)
- 検査対象は全数です。 (建前だと思いたい)
- 検査は要件を満たした企業が自前でこなすか、フォワダー、クーリエに依頼する。
- 検査には時間と費用がかかります。 L/Tは長めにとってください。
- 荷姿によって検査方法が異なる。
- 検査方法は、X線検査、 ETD検査、 開披検査 のどれか
輸出が多い企業にとってこの検査は大きな負担になりそうです。
ちなみに輸入貨物でX線検査に指定されると1~1.5万円程度請求されます。
今回の説明会では検査費用に関する話は全く出ませんでした。
ということで現時点では輸出検査で支払う金銭がいかほどになるのか、その情報を持ち合わせていません。
気になったこと
複数社と取引していますが、この情報を案内してくださったのは1社だけでした。
これは何故だろう??
知らなくても輸出できます。
ただ一度だけこんなことを経験します。
・思った以上に到着まで時間がかかった。
・これまでと比べて今回やけに運賃が高くついた。
情報は知っておけば対策が打てるケースもありますので、アンテナを張って情報収集に努めてください。