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外壁塗装の費用が確定申告で戻ってくるとのか・・という話

今井耕太郎

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テーマ:塗装に関して

外壁塗装の費用、なかなかの高額で負担が大きいですよね。。。
そんな外壁塗装の費用を確定申告することで還付を受けることができるかもしれません。
確定申告で外壁塗装の還付を受けるには、いくつかの条件があります。

ここでは、外壁塗装の費用を確定申告して還付を受けるための条件や必要書類などについて、ご紹介したいと思います。

外壁塗装


◆確定申告前に知っておきたいこと


外壁塗装の費用を確定申告する前に知っておきたいことをご紹介します。

*確定申告とは
確定申告とは、1年間で得た収入に対して税金を計算し、納税または過払い税金があれば還付を受けるために行う手続きです。
住宅ローン控除や保険控除、高額医療費控除などを請けたい場合は、確定申告をして還付請求が必要です。
確定申告は、税務署で行うほか、パソコンやスマートフォンからも手続きすることができます。最近では、確定申告を手助けしてくれるアプリやサービスなども登場しているので、自分がやりやすい方法で確定申告を行うことができます。

*確定申告ができる期間

確定申告ができる期間は、毎年2月16日~3月15日です。
確定申告は、前年1月1日~12月31日の1年間に発生した所得の申請を行います。

*外壁塗装の費用を確定申告できる条件

外壁塗装の費用を確定申告するには、次の条件が必要です。
1.申告者が実際に居住している住宅の外壁塗装であること
2.年収が3,000万円以下であること
3.住宅の床面積が50㎡以上であること
4.工事費用が100万円以上でリフォームローンを組んでいること
5.リフォームローンの期間が10年以上であること

外壁塗装

◆確定申告までの道のり


自宅の外壁塗装工事が確定申告の条件に当てはまっていたら、確定申告で還付請求を行いましょう。
まずは確定申告に必要な書類を準備しましょう。

*確定申告に必要な書類

・マイナンバーカードまたは通知カード+身元確認書類
・住宅借入金特別控除額の計算明細書(書面で税務署や郵送で申告を行う場合)
・住宅ローンの年末残高が証明できるもの
・増改築等工事証明書
・塗装工事を行った建物の登記事項証明書(登記簿謄本)
・源泉徴収票(会社員の場合)
・補助額が証明できるもの(補助額を利用した場合)

マイナンバーカードを持っていれば、スマートフォンやICレコーダー付きのパソコンから申告が可能です。
通知カードしか持っていない場合でも、税務署でIDとパスワードを発行してもらうことで、スマートフォンやパソコンから申告できるようになります。

税務署で直接申告する場合は、マイナンバーカードか通知カード+身元確認書類があれば大丈夫です。
住宅借入金等特別控除額の計算明細書は、税務署の国税庁のサイトから申告用の書類が取得できます。
税務署で直接申告する場合のみ必要です。

住宅ローンの年末残高が証明できるものとは、ローンを組んだ時に送られてきた証明書で大丈夫です。
増改築等工事証明書は、建築士事務所登録をしている事務所に属する建築士、指定確認検査機関、登録住宅性能評価機関、住宅瑕疵担保責任保険法人のいずれかが発行したものが必要です。

塗装工事を行った建物の登記事項証明書(登記簿謄本)は、建物を購入した際に発行されていると思うので、手元にあるか確認してください。ない場合は法務局のサイトで申告すれば取得できます。発行手数料がかかります。

会社員の場合、会社から発行された源泉徴収票が必要です。
補助金を利用した場合は、補助金を交付する市町村などが発行した補助金交付額決定通知書等が必要です。

*確定申告を行う
必要な書類が揃ったら、期間内に確定申告を行いましょう。
確定申告の申告方法は、スマートフォンやパソコンから行う方法と税務署で直接行う方法、郵送で行う方法があります。


●スマートフォンやパソコンから申告する


マイナンバーカードを持っていれば、スマートフォンやパソコンから申告することができます。
パソコンの場合はICレコーダーが必要になります。
マイナンバーカードを持っていないがスマートフォンやパソコンで申告を行いたい場合は、通知カードと身分証明書類を持って税務署に行き、IDとパスワードを発行してもらう必要があります。
必要なものが揃ったら、国税庁のサイト内の「確定申告書等作成コーナー」で書類を作成して、e-Taxで提出します。

●税務署で直接行う方法


書類作成などに不安がある場合、確定申告期間中に税務署内に特設コーナーが設けられていると思うので、そこで申告を行うと安心でしょう。
必要書類が足りないと再度税務署に行かなくてはいけなくなるので、税務署で直接申告を行う場合は、必要書類がすべて揃っているか確認してから行くようにしましょう。
ちなみに、税務署の特設コーナーはとても混雑しているので、時間に余裕を持って行くようにしましょう。

●郵送で行う方法


申告書を自宅で作成して、税務署に郵送で申告することもできます。
書類の作成は、国税庁のサイト内の「確定申告書等作成コーナー」を利用すると便利です。
e-Taxを利用できないが、税務署まで行くのは面倒。。。という場合におすすめです。


◆外壁塗装の費用、確定申告してみましょう!


外壁塗装の費用は高額です。
そのため、少しでも還付されるなら、ぜひ確定申告を利用しましょう。
必要書類などを準備するのは大変かもしれませんが、国税庁のサイトやe-Taxを利用すると、意外と簡単に申告することができますよ。

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今井耕太郎
専門家

今井耕太郎(塗装業)

株式会社今井塗装

代表自ら35年超の外壁塗装、屋根塗装、塗装の職人歴を持ち、自社職人による一貫施工と60年以上の実績で、住宅塗装から防水、塗床などの塗装工事を手掛ける。現場主義を貫き、顧客の多種多様なニーズに応えます。

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