下地処理について(外壁塗装、屋根塗装)
外壁塗替えをお考えの方、また見積もりを確認している方で、外壁塗替えのシーラーとは?と思われている方も少なくないかも知れません。
非常にザックリと説明しますと、シーラーとは塗装作業での下塗りの事で、主に下地との密着を良くする為の塗料と考えて頂いて問題ありません。
ですので、シーラーという記載が見積書には無いけど、微弾性フィーラーという明記があるとか、下塗りという書き方がしてあれば問題ないという事になります。
鉄部の塗装の場合は、下塗りは主に錆止め塗料という事になります。
外壁塗替えの場合、今では、塗り替え作業では先ほども書かせて頂いた部弾性フィーラーという物を下塗りに使う事が多いです。 この微弾性フィーラーに関しては、下地の密着を良くする事にプラスして、ヘアクラックなどに追従する為に上塗り塗装をした場合に、塗膜が綺麗に乗るという事があります。
また、微弾性フィーラーはある意味、下塗りと中塗りの中間的な感じで使われていて、旧塗膜がある場合(劣化が酷い場合は駄目)は、微弾性フィーラーから塗装する事が可能な為に、塗膜が付きやすいという事もあります。
但し、先ほども書いたように、劣化が進んでいるとか、ザラザラした質感のリシン壁、意匠性の高いベルアート、ジョリパットなどの場合は、微弾性フィーラーを塗る事はあまりお勧め出来ません。
これは、それらの塗料は、湿気を外部に逃がす事が出来ないと、塗膜が浮く、剥がれるという不具合が起きやすいからです。
その為、そのような塗料で塗装されている住宅の外壁塗替えに関しては、一般的に水性のシーラーを使います。
どちらにしましても、外壁塗替えは基本は3回塗りである為、このシーラー、微弾性フィーラーの上に中塗り、上塗りという塗り重ねが必要になってきます。
劣化が激しい場合は、シーラーの上に微弾性フィーラーを塗装するという仕様もありますので、この辺りは現在の状態を確認して仕様を決める必要が出てきます。
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