外壁塗装、屋根塗装の最初の作業
外壁塗装での付帯部として、雨戸、庇板金、樋などがあると思いますが、外壁部分に木部が使われている住宅もあります。
そのような場合は、木部の塗装も付帯部分の塗装に含まれると思います。
しかし、鉄部とは違い、木部に関しては現在の塗装仕様や、どのような状態の物を施主様が求めていらっしゃるかは非常に難しいです。
有名な商品名で良いますと、キシラデコールのような浸透性の防腐剤を塗装している部分に、一度でも他の物を塗装してしまうと、防腐剤系の物を塗装しても意味がないという事もあります。
また、木部に、外壁塗装の材料をそのまま塗装してしまうと、塗膜と木部の間に水分が溜まって木部が腐りやすくなったり、塗膜だけが浮く、剥がれるという事もありますので、適切な塗料の選択が必要だと思います。
今回、玄関枠の木部が雨が当たって劣化している事もあり、半造膜の塗料で塗装させて頂いた工事の画像を日々の工事画像にアップしました。
木部の破風、鼻隠しなどは劣化が酷くなると、塗装だけでは耐久性が悪く、すぐに劣化してしまう場合もありますので、そのような場合は、板金工事も考えて工事を行う方がお勧めな場合もあります。
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