外壁ひび割れ補修について考えます。
外壁塗装をすると、雨漏りが直ります!とか、外壁塗装で雨漏りを完全に直します。。というのは、少し問題のある話のような気がします。
外壁塗装の考え方としては、美観目的、外壁面の保護、耐候性アップなどが最もの理由ではあります。
雨漏りに関しましては、外壁塗装の劣化が即雨漏りという事ではないという事があると思います。
外壁塗装を行う前に、下地補修、下地修理などとして、クラックの補修、劣化している外壁面の補修などを行う事がキッチリと出来ていないと雨漏りを外壁塗装のみで防ぐ事は難しいという事になります。
また、ベランダや屋上の防水の不具合や、板金類の不具合が原因で雨漏りがあるという場合は、そのような不具合箇所である防水工事、板金工事までキッチリと確認し、補修、修理をしなければ雨漏りを防ぐ事は難しいという事になります。
外壁塗装工事の場合、極端に工事価格が低価格な場合は、外壁塗装そのものではなく、この下地処理をキッチリと行わないというパターンが非常に多いです。
外壁塗装の上塗りを塗り忘れるとか、塗っていないと、すぐに分かりますよね。。。
しかし、下地処理などをキッチリと行っていなくても、上塗りを塗ってしまえば分からないというのが最大の問題です。。
適正価格以下の工事の場合は、このような最も重要な部分を手抜きするという考え方の業者もあり、施主様からすれば分からないので、数年後に塗装の剥がれや、気になっていた雨漏りが数年後に起こるというパターンも出てきます。
当コラムでも書いていますが、外壁塗装に関しては、極端に低価格の工事価格では、問題がある事も多いので、注意して欲しいと思います。
また、施主様としては、外壁塗装工事を行う前に、キッチリと塗装業者に雨漏りが気になる部分やクラックなどが気になる部分を伝える事も必要かも知れません。
雨漏りの付近をキッチリと分かれば、その原因を突き止める事も出来やすいという事があるからです。。
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