家の塗装にかかる費用の内訳の解説
外壁塗装を考えている方の場合、やはり、まとまった金額が掛かる為に、少しでも安くと思われるパターンもあるかも知れません。
今では、1社の外壁塗装の見積もりだけでなく、数社の相見積もりを比較して、外壁塗装価格をチェックする事が一般的になってきています。
ただ、これは、安い価格の業者(少しでも安い価格で外壁塗装をする)という目的よりも、数社の相見積もりを比較する事で、ある程度の適正価格が分かるという事だと思います。
外壁塗装の場合、基本的に、使用材料が同じ場合は、そこまでの大きな差が出るという事は無いと思います。(基本的に真面目に外壁塗装を行う会社の場合)
ですので、中間マージンや、材料の種類の違い、下地の補修の問題、会社の経費(会社の利益)などだと思います。
中間マージンが全て駄目という事は無いと思いますが、外壁塗装に限らず建築業界は多重構造になっているパターンが多く、実際に作業を行っているのは、孫請けや酷い場合はひ孫請けというパターンすらあります。
また、受注業者は、全く作業も行わないのに、利益のみを取るというパターンもあります。
まぁ、宣伝費、営業費のみ(外壁塗装の知識の薄い営業マンなど)などは使っているでしょうか、営業会社などがそのパターンです。
ですので、お金の問題で少しでも安くと考えた場合は、そのような中間マージンが極力するない方法で作業をしている業者を選ぶという事も重要かと思います。
後は、個人的な意見もあるのですが、極端に良い材料を使わないというのも方法の一つです。
一般的なシリコン樹脂の場合でも、キッチリとメーカーの基準的な塗装を行うと10年以上は耐久性があります。
また、モルタル外壁の場合は、塗料の問題以外に、そもそものモルタルのクラックは10年もすれば広がったり、出てきたりします。 サイディング外壁の重要なシーリング部分も同じうおうな感じです。
その為、極端に高耐久な材料を使っても結果的には、あまり変わらないという事もあります。(まぁ、下地処理をしっかりと行っているという事が重要ですが・・)
ですので、下地処理は重要ですので、下地処理はキッチリと適切に行う仕様というのが重要で、耐久性ばかりを考えずに適切な塗料を選ぶというのが外壁塗装の価格を下げる方法かも知れません。
極端に安い見積もり業者は、そもそも下地処理をあまり行わないや、平然と3回塗りが基準のところを1回塗りというパターンもあります。
実際に、私の知っている業者の中には、元請けからそのような指示で外壁塗装を行っているという話もありますので。。。
後、最も考えて欲しいのは、今すぐに本当に外壁塗装が必要か?という部分です。 しっかりと知識のある方にチェックしてもらって、数年後でも構わないという事であれば、その数年間に外壁塗装費用を貯めるという事も可能かも知れません。。
逆に、営業会社などは、今すぐ行わないと駄目とか、雨漏りしますとか、材料の価格が極端に値上がりする予定というような話で外壁塗装を早くに行わそうというパターンもありますので、注意して下さい。
もし、そのような営業をされた場合、当社にご連絡いただければ、適切な塗装仕様や、実際に早くに行わなければいけないかなどをお話させて頂けると思います。
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