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今井耕太郎プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

下地処理について(外壁塗装、屋根塗装)

テーマ:塗装に関して

下地処理について、少し書かせて頂きます。

外壁塗装、屋根塗装で多くの方々が気になるのが、塗装色であったり、シリコン樹脂、フッ素樹脂、無機塗料などという塗料の問題というパターンが多いです。

鉄部下地処理

実際に私自身が現調(今の住宅の状態確認)に伺った時も、塗装色のお話や、耐候性が良い塗料は?というようなご質問も多いです。

しかし、外壁塗装、屋根塗装に関して、そのような部分も大事ではあるのですが、下地処理というのは非常に大事です。

実は、下地処理を適当にするとか、作業の工程を抜くという事をしていても、いくら耐候性の良い塗料(高級な塗料)を使ったとしても、メーカーの記載しているような耐候性、耐候年数は得れません。

下地処理というのは、それだけ非常に重要という事になります。

下地処理と言いますと、非常にザックリしてしまっていますが、内容・作業的には、高圧洗浄(現在の劣化した塗膜、汚れなどを除去)、ひび割れなどの補修、RC・モルタル外壁の場合は浮き部分の処理、窯業系サイディングなどの場合は目地などのシーリングなども下地処理と考えて良いと思います。

また、外壁塗装での付帯部塗装で言いますと鉄部の場合は、ケレン作業で下地の浮き錆などを除去し、上から塗装する塗料の密着を良くする作業も下地処理になると思います。

この下地処理というのは、外壁塗装、屋根塗装が終わった段階では、さほど分からないと言いますか、直接 目に入らない作業になります。  その為、低価格の外壁塗装(適正価格以下)、極端な値引きや、建築業界によくある多重構造の場合は、どうしてもいい加減な下地処理になる事も多いと考えられます。

ただ、重要と書かせて頂いたように、下地処理をキッチリと行わないと、数年後には結果が出るという事になります。

外壁塗装 下地処理

ですので、塗装業者である私が書くのも変かも知れませんが、耐久性の極端に良い塗料を選んで工事費が高く、考えてしまうのであれば、塗料のランクを下げても下地処理をキッチリと行う外壁塗装作業を選ばれるのが得策という事になると思っています。。

まぁ、この辺りは塗装業者の考え方もあるとは思いますので、一つの考えとしてです。

今回は外壁塗装の下地処理に関して書かせて頂きました。

毎日の工事内容をアップしているサブブログでも外壁塗装の下地処理と天気の関係や本日の高圧洗浄作業に関して更新しております。

外壁塗装の下地処理について

神戸市をはじめ、近隣の三木市、明石市、三田市、芦屋市でも外壁塗装、屋根塗装を行わせて頂いていますので、ぜひとも、ご相談、お問い合わせ、よろしくお願いいたします。

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今井耕太郎
専門家

今井耕太郎(塗装業)

株式会社今井塗装

代表自ら35年超の外壁塗装、屋根塗装、塗装の職人歴を持ち、自社職人による一貫施工と60年以上の実績で、住宅塗装から防水、塗床などの塗装工事を手掛ける。現場主義を貫き、顧客の多種多様なニーズに応えます。

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