小学生に英和辞典は必要ですか?ー必要です
人の悪口を言いたくなった時。
は~?なんじゃそりゃ?!と思ったら。
英語学習も
人間関係も
世の中の多くの出来事も
そのつまずきや混乱の元が、
どこか、
気づかないまますっ飛ばして
(読み/聞き飛ばして)しまった(笑)、
「分からない言葉」
にあるのでは?
と疑ってみるのはどうでしょ。
なんだ?
それ、おかしいんじゃないの?
誰かがニュースで放った発言、
授業中の先生の説明、
テキストに書かれている日本語や
英語長文読解の英単語や表現で、
「わっけわかんない!」
と思ったり、
「何だと?」
「うわっ、きっら~~い!」
と批判的な気持ちが巻き起こったりしたら、
人を批判する前にー
まずは、
分からなかったかもしれない言葉を探して、
辞書を開いて意味を調べることを
お勧めします。
『小池都知事が感染予防策として示した「5つの小」の中に「小人数(こにんずう)」というのがあり、SNSで「少人数の間違いだ」と批判する声があります。実は「小人数」も使われるのですが、影響力の大きい論者までが「日本語を壊すな」といった発言をしています。辞書編纂者としては無力感を覚えます。』
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『それにしてもなぜ、と思う。あることばが使われているかどうかを調べるのは簡単なこと。辞書を引けばいいのですから。ネットでも「大辞泉」がすぐ引けます。影響力の大きい論者がことばについて辞書も引かずに論じる世の中にあって、辞書の作り手にできることは何なのか、ちょっと考えてみたいです。』
-飯間浩明氏Twitterより-
https://twitter.com/IIMA_Hiroaki/status/1334554806166323201/photo/1