カラー診断実績1万2000人超、色で人生を変えるカラーコンサルタント（2/3）

似合う色とデザインでトータルファッションカラーコーディネートすると外見・内面が輝く

　杉原さんのもう一つの特徴は、カラータイプごとに「カラー&デザイン（素材・形）」を合わせた髪型・メイク・ファッションを全身トータルで提案していること。「似合う色の服を着ているのにしっくりこないと感じるのは、色は合っているのにデザインやシルエットが自分にマッチしていないから」

　「似合う色とデザインでトータルコーディネートすると自身が輝いて見えます。『驚くほど若くなった』『きれいになったね』『おしゃれになった！』と褒められることが増えますよ」

　また、長年のキャリアで蓄積したノウハウを生かしてカラータイプによる性格分析や相性分析も行っています。「例えばイエローベース（春・秋）は行動重視、ブルーベース（夏・冬）は理論重視など、パーソナルカラーで性格や相性までわかります」。パーソナルカラーを知ることで自己分析ができ、相手のカラータイプがわかれば、その性格を考慮した接し方ができるのでコミュニケーションが円滑になるのだとか。「外見と内面を調和させることで、自分らしく輝き、人間関係が上手くいき、ビジネスチャンスも広がります」

　さらに、「先生によってカラー診断結果が違う」という声を耳にし、あやふやな結果が出る原因は「診断に使うドレープによって色が違う」からと考えた杉原さんは、オリジナルのドレープと色見本帳を開発しました。工場を探し、布も吟味して染色。正確な診断が出来るよう、試作品を杉原さん自身が目で見て確認し、赤は3回も染め直すなど、とことん色にこだわったそうです。

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