いつから傍若無人に?
e-mailというものが現れた!
30年ほど前のことです。
突然、e-mailというものが現れました。
当時は大学院生でした。
おそらく、大学院生はアドレスを与えられていたのだろうと思いますが、良く覚えておりません。
その後、自宅で電話回線によるインターネットを引いた際にアドレスを取得したことは良く覚えております。
キュルルル…と音声を発しながら、インターネットに接続していたように思います。
これは恐ろしい道具になる???
その大学院生時代、所属していた研究室の下の階に、専攻も異なりましたが、親しくしていた講師の先生がいました。
ある日、その先生が『メールというものは、とんでもない道具になると思う。相手の顔を見ずに簡単に手紙を書いて出せる。どんな酷い悪口を書いても、躊躇せずにボタン一つで簡単に送れてしまう。これは危ないよ。』と言っていました。
私はまだメールについても良くわかっていないこともあり、聞いた時には『何それ?』とキョトンとしておりました。
これこそ先見の明
今思えば、驚くほどの先読み、先見の明だったと思います。
しかも、e-mailというものが出現したほぼその瞬間に…です。
今はメール以外にも通信手段がいくつもできました。
しかしながら、根本は全て同じです。
相手の顔を思い浮かべながら連絡すべきです。
もし、まだ会ったことがない方であれば、読んだ時の相手の気持ちを十分考えながら、いささか慎重に情報発信して行くことを、今一度考えるべきではないでしょうか?