4月から値上げのラッシュ 管理費の値上げも避けられない?
実はマンション管理士と聞いて知っている人はかなり少ないです。
よく管理員に間違われるくらい知名度が低いのが現状です。また、管理業務主任者という資格と混同されるかたもいますが、管理業務主任者は管理会社のフロントという仕事には必須の資格になります。
マンション管理士とは
国家資格のマンション管理士
マンション管理士は、マンション管理適正化法に基づく国家資格なんですよ。ここ以外に知られていません。ここ数年の合格率は10~12%で不動産関連の資格の中でも難しいとされています。
<参考>令和6年度の合格率 12.7% 合格者数1,389名
どんな仕事をするの?
マンション管理士は登録すると、マンション管理士と名称を用いて、分譲マンションの管理組合に対して専門的な経験と知識に基づいて運営や管理に関して助言アドバイスすることができます。つまり、マンションのコンサルタント業です!
業務は、相談業務、管理組合の運営、管理規約の改正、長期修繕計画の見直し、大規模工事等多岐にわたっています。あと、一番重要なのが、マンション管理士は管理組合の側の立場に立った目線で業務を行います。
マンション管理士の課題
マンション管理士は圧倒的に知名度が低いことと、マンション管理士は他の司法書士、行政書士とかの仕業と比較して独占業務がほぼ無いため、専業としてマンション管理士として独立している方はほとんどいのが現状です。また、活動しているマンション管理士は60歳、70歳の方が中心で高齢化しています。生業として成り立たないから若手も新規参入できていません。
そのため、当事務所は、マンション管理士の認知度向上のため今後とも積極的に情報発信していきます。



