マイベストプロ北海道
丹治重久

子供が育つ環境を整えるプロ

丹治重久(たんじしげひさ) / 学習塾講師

有限会社東邦教育システム

塾長からのおしらせ

ニッポン放送「竹内由恵のT-Times」 対談

ニッポン放送スタジオにて竹内由恵さんと対談

「人を育てるのは人と環境である」

子供たちが将来大人になって、日本全国または世界各地で活躍するようになったときに、「自分はいったい何ができる人間なのだろうか?」と思い悩む瞬間が必ず訪れます。そのときに自分の力を奮い立たせる原動力となるものは、「自分の価値・独自性は、北海道という他にはない環境とその気質の中で培った人間性である」と自負できるアイデンティティーの強さです。このアイデンティティーを育てるために、子供たちに対してやってあげられるべきことは、どんどんチャレンジしてやりたいと思っています。
子供たちを育てるために必要不可欠な要素がいくつか考えられますが、今回は「子どもが育つための環境づくり」についてお話ししたいと思います。

<人は社会的な動物:みんながいるから自分も頑張れる>
中学入試・高校入試そして大学入試と、多くの子供たちはそれぞれの時期に受験勉強を経験して成長していくわけですが、自分一人で勉強を続けていくのは大変つらいことです。身の回りに親身になって指導してくれる大人と、同じ目標を共有する仲間がいてやっと勉強に向かう気持ちが継続するのです。TANJIの生徒は中3になると、多くの生徒が週5日で教室へ通うことになります。追い込みの季節になると日曜日や祝日は朝から夜までです。授業の無い曜日に教室へ行くと、一緒に勉強に取り組む仲間がいる。だから自分も自習しに教室へ足を運ぶ。中3の卒業生に「あなたにとってTANJIとは?」とアンケートをとると、多くの生徒が「TANJIは第二の家」と答えてくれます。我々講師は、日ごろ生徒に各教科を指導することにより生徒の学力向上を図るわけですが、それ以上に、生徒たちが安心して教室へ足を運べる温かみのある空間を作り、仲間意識を育てることが、結局は入試で合格を勝ち取るための近道なのです。
例えば、TANJIの教室からこの3年間で東大・京大・国公立大医学部医学科に29名もの生徒が合格を果たしています。ほとんどが小学校から中学校時代に「わちゃわちゃ」とした子供時代を過ごした生徒たちです。

<イベント:アイデンティティーと仲間意識を育てる>
教室で行うイベントに共通する理念ですが、イベントを行う目的は「実体験による学習」「仲間意識を育てる」そして「自分は道産子だと誇れる強いアイデンティティー」を持ってもらうことです。
直近では、夏期講習を終えた直後のお盆休み期間に中3でイベントを予定しています。この2年間コロナ禍で思うような活動をしてあげられませんでしたが、2泊3日で「洞爺湖一周ウォーキング」を行ってきます。「誰もやらないことを自分たちでやっちゃおうぜ!」との思いで中3を対象に参加者を募集したところ、コロナが心配される昨今にもかかわらず、ほぼ全ご家庭の40名の生徒が参加することになりました。
その他、「ホタル観察会」「夏の星空観察合宿」「夏キャンプ」「洞爺湖ジオパーク散策」など小中学生を対象にした北海道ならではの自然や文化、歴史を学ぶ体験学習を行っています。「宿泊研修〜大学での研究ってどんなことするの?〜」「北大研究室見学会」などのTANJIのOB・OGである大学生による小中高生への講演、TANJI卒業生の中には北大オーケストラ出身者が大勢いますので、年末にアンサンブルコンサートを行ったりもします。OB・OG会として年末に、卒業生が集まっての忘年会も行います。数年前には、忘年会で知り合ったカップルがめでたくゴールインしましたし、今年も高校時代にTANJIに通っていた同級生カップルがゴールインとなりました。

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