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高坂英己プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

《エクステリア・ガーデン》エリア別 アドバイス①-5

高坂英己

高坂英己

テーマ:エリア別 ワンポイント・アドバイス

アプローチづくり編

1-5. アプローチとその周囲はどう関わるべき?

 エクステリアやガーデンプランづくりで大切なことは、いかに家周り(アプローチ以外のエリア)全体の調和やバランスを考慮するかということです・・・というよりも、それにかかっているといっても過言ではないと思っています。 そういう意味においては、どんなお庭やエクステリアにしたいかを考える時、いわゆる“木を見て森を見ず”ではいけません。 つまり、お庭やエクステリアというのはいろいろなエリアの集合体ですから、それぞれのエリア毎のデザインの調和やバランスを最大限考慮しなければいけないということになります。 アプローチというのはいわゆる“通路”ですから、基本的にそこを歩いて敷地のあちこちに移動するためのものです。 だからこそ、周囲のエリアへ安全に楽しく行けてこそ、アプローチとしての意味があると考えています。

 また、機能性を向上させることについても検討しなくてはいけません。 例えば、敷地全体の排水方法の検討不足により、せっかく素敵にできたアプローチやその周囲に無駄に雨水が溜まることがあってはいけませんし、アプローチとその周囲の地盤に高低差が生じても、必要以上の段差ができないような工夫もしなければなりません。 たかがアプローチといえどもその形状や床面の仕上がりによって、機能的にも景観的にも、そして人に対してもその周囲に対しても、非常に大きな影響があることを決して忘れないでください。
ただ歩ければそれで良いとか、とりあえず変わったカタチでアプローチをつくっておこうとか、そこを歩く人の歩幅のことを考えずに踏石の感覚を広過ぎで設置しちゃうとか狭すぎるとか・・・これでは、せっかくのエクステリアやガーデンが台無しになってしまいます。

だからこそ、なぜそうなのか、なぜこのカタチなのかを施主様にきちんとわかりやすく説明できるかどうかが大事なのです。 逆に、これができないとプロとは言えないかもしれません。 エクステリアやガーデンはまさに“生活空間”であり、一生ものですから、ぜひそれができるプロに依頼してくださいね。 弊社も皆様のお困りごとの“駆け込み寺”となるべくこれからも頑張っていきますので、是非お気軽にお問合せください。
お待ちしております。

今回でとりあえず『①アプローチづくり編』は終わります。 次回タイトルは・・・何にするか思案中ですので、少しだけお待ちください。 皆様からのリクエストも募集しています!
では、次回もお楽しみに〜!

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高坂英己
専門家

高坂英己(エクステリア・外構工事業、造園業)

末広緑化造園株式会社

エクステリア・ガーデン工事のデザインから設計、施工までを一貫して自社で行う。さまざまな公共工事に対応する中で磨き上げた幅広い工種と発想力で、顧客の空間への思いを形にする。

高坂英己プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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