新規事業用地を探している企業の方や、その建物工事を受注したい大手ゼネコンの営業担当の方まで、実にさまざまな方から、「こういう条件の土地を探してほしい」というご相談が数多く届きます。
大手不動産会社がたくさんある札幌で、なぜ私のような小さな不動産屋にそうした依頼が集まるのか?不思議に思われるかもしれませんが、その理由はひとつです。
当社では、ほかのどこも持っていない、オリジナルな土地情報をお渡しできるからです。ここでは、その情報をどうやって見つけるのか、当社の土地探しの舞台裏を正直にお話ししたいと思います。
土地を探している方へ、土地を紹介しても「もう見た物件」と言われる理由
札幌で土地を探している方の多くが最初にぶつかる壁なのですが、どこの不動産会社に行っても、紹介される物件が同じなのです。
一般的に不動産会社は、お客さまから土地探しのご要望があると、業界で共有されている流通機構「レインズ」で探したり、ほかの業者に問い合わせたりして物件を探します。レインズとは、不動産会社どうしが物件情報を登録・共有するためのシステムのことです。
一般的に、土地を探しているお客さまは、あちこちの不動産会社に同時に声をかけていらっしゃいます。ですからレインズに載っている物件も、ほかの業者が扱っている物件も、複数の会社が同じものをご紹介することになる。結果として返ってくるのは、「それはもう見て、ボツにした物件です」という反応なのです。
当社にご依頼くださる方は、まさにそこで困り果てた方が大半です。出回っていない、誰も知らない土地情報が欲しい。その一点で、私を頼ってこられます。
ひたすら歩いて探す、不動産仲介の泥臭い現場
では、誰も知らない土地情報をどうやって見つけるのか。答えは単純で、ひたすら自分の足で歩いて探します。
ご要望に合いそうな地域へ出かけ、売ってくれそうな土地を探す。とはいえ、そう簡単に見つかるものではありません。更地が見つかれば、その地主さんを調べ上げ、ご自宅へ飛び込みで訪問します。印刷工場や木工場など、いま事業を営んでいる土地であっても、ダメ元でお声がけすることもあります。
地主さんや事業所のオーナーさんが近くにお住まいでないことも少なくありません。それでも私は、電話やメールに頼らず、たとえ道外であっても極力、直接お訪ねします。名刺を手渡しし、自分の人となりを知っていただいたうえで、売却のご提案をする。メールやネットで何でも完結できてしまう今だからこそ、顔を合わせての商談を大切にしています。
こうした地道な積み重ねの先に、ほかの業者が持っていない、私だけのオリジナル情報にたどり着くのです。1日の大半を外で走り回り、自分の足で見つけた空き地や空き家の情報を頭にたたき込んでいく。時間はかかっても、この積み重ねでしか理想の1件にはたどり着けないと思っています。
事前に調べすぎないようにし、まず会いに行く
土地探しの依頼を受けたとき、私はあえて下調べをしすぎないようにしています。
調べすぎてネガティブな情報が出てくると、「これは行っても無理だな」と、自分で勝手に結論づけてしまいがちだからです。だからこそ、とにかく行って、直接会ってみる。これが何より大事だと考えています。
ほかの業者さんから「あの土地の地主は、こうこうこういう事情だから絶対に売らないよ」と聞かされることもあります。ところが実際にお会いしてみると、話がまるで違う。「売ってもいいよ」とか、「こういう条件が満たせるなら売ってもいい」とおっしゃることは、本当によくあるのです。
ならば、その条件を満たすために、また私は奔走します。そうやって、オリジナル情報の取得にこぎ着けるのです。
行政を歩いて調べ尽くす、情報の品質へのこだわり
独自の土地情報が手に入ったら、次はそれを「商品」にする作業に入ります。ここでも、管轄の行政機関をこまめに歩いて、調べ尽くします。
お客さまにご紹介しておきながら、いざ計画してみたら「法律の制限で希望の建物が建てられない」なんてことになれば、お客さまの期待を裏切ることになりますし、そんなことが一度でもあれば、私のような業者には二度とお声がかからない、そう思っているからこそ、念には念を入れて調べます。
こうした足で稼ぐ姿勢は、更地の売買だけにとどまりません。狭い路地の奥にある旗ざお地のような扱いの難しい物件や、権利関係が複雑にからんだ案件でも、根気強く向き合ってきました。
親族と音信不通で名義変更ができない敷地では、司法書士の力も借りて相続人を探し出し、静岡までお会いしに行って合意をいただいたこともあります。原野商法で購入された複数の土地を取りまとめ、新たな買い主へおつなぎしたこともありました。
また近年は、後継者不足に悩む経営者の方からのご相談も増えています。遊休地の売買をお引き受けするなかで「会社そのものを売りたい」と打ち明けられることが何度もあり、企業を合併・買収するM&Aのお手伝いにも力を入れています。手塩にかけた事業を引き継げ、従業員の雇用も守れて、税の負担まで抑えられる。これほど経営者の方の力になれる仕事はないと、私は感じています。
売り物として表に出ていない土地でも、家主さんや地主さんにこちらからアプローチして利活用のお考えを伺う。ゼロから一つの商品を作り出すところにこそ、仲介という仕事の醍醐味があると私は感じています。
Only1へのこだわり
私のような小さな不動産屋が業界で生き残る、唯一の方法だと思うからこそ、私はここまでこだわり続けています。
規模で大手にかなわなくても、やり方次第で「この人なら解決してくれるかもしれない」と思わせる存在にはなれる。No.1にはなれなくても、Only1にはなれる。私はそう信じて、今日も札幌の街を歩いています。
この姿勢は、私が過去にホテルスタッフとして20年以上お客さまと向き合うなかで培った、「NO と言わない」「無理難題にも代替案を示す」という考え方とも、どこかで地続きなのだと感じています。
私はこれからも、足で見つけた土地情報と丁寧な調査で、お客さまにとってかけがえのない財産を、大切にしてくださる方へおつなぎしていきます。
まとめ
誰も知らない土地情報は、机の上ではなく現場を歩いた先にあると私は信じて、足で探し、直接会い、行政まで調べ尽くします。
・札幌で希望条件の土地がなかなか見つからない
・どの不動産会社でも同じ物件しか出てこない
・相続や権利関係が複雑な不動産を整理したい
・後継者不足で会社や遊休地の売却を考えている
札幌で不動産に関してお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。お問い合わせは当社公式サイトから承ります。https://www.nice-plan.info/


