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ビジネスや暮らしを支える電気を滞りなく供給し、快適性や利便性を備えた空間を創出

30年の経験を基に店舗の使い勝手を支える電気工事のプロ

田嶌正徳

田嶌正徳 たじままさのり
田嶌正徳 たじままさのり

#chapter1

設計から施工まで自社で担い、配線工事など店舗改修で豊富な経験値が強み

 「お客さま一人一人に寄り添い、ビジネスや暮らしを支えるインフラを整えます」と語るのは、札幌市の「ライトアップ」代表の田嶌正徳さん。スイッチやコンセント、照明器具、空調機、インターホン・ドアホン、防犯カメラといったセキュリティーシステムの設置など、さまざまな電気工事に従事。商業施設やオフィス、住宅と、各方面に赴いています。

 「特に、店舗の改修を手掛ける機会が多く、私個人で言えば30年以上の経験があります。既存の壁や天井を壊さず、配線を通す工事が得意です」

 美容室やエステなどのほか、飲食店関連の案件を数多く受託。電気設計から施工まで担っています。

 「サービスの流れや調理の工程、使用する厨房機器の種類や数をお伺いし、動線を妨げない位置にコンセントを配置するなど、使い勝手のよいレイアウトを描いています。自分たちで図面を引き、形にする一貫体制だからこそ、お客さまの費用負担を抑えつつ、満足度の高い空間づくりが可能です」

 着工してから急な変更を求められる場面も多数。理想をかなえるべく、臨機応変に対応することを心掛けています。

 「お客さまが『やっぱりこうしたい』とおっしゃるのは、より良いお店にしたいという思いの表れ。施工後のご要望には、できるだけ応えたいと考えています」

 地域密着の企業としてアフターフォローにも注力。漏電や不点灯などの緊急時には、スピーディーに駆け付けることを大事にしています。

 「お店にとって電気トラブルは営業停止に直結する死活問題です。不具合の状況を詳細に調べ、迅速かつ的確に対策を講じます」

#chapter2

大規模な施設や店舗など10代から実務経験を積んで独立し、取引先を拡大

 田嶌さんは1975年に札幌市で生まれました。中学校卒業と同時に地元の電気工事会社へ入社。技能を磨くため昼間は現場で汗を流し、「若いうちはいろんな勉強をした方がいい」という社長のアドバイスに従い、夜は定時制高校へ通う生活を4年間続けました。

 「勤務先では、マンションやホテル、高速道路のインターチェンジといった大規模な現場で、電気設備を整備するスキルを身につけました。21歳の時に別の会社に転職してからは、デパートや飲食店などのテナント改修工事について学びました。何もない空間が生まれ変わる過程を目にし、ものづくりの面白さに魅了されましたね」

 独立したのは27歳のとき。自分で事業を興すことは想定していませんでしたが、複数の取引先から「君ならできる」と後押しを受け、2002年に「田嶌電業」を立ち上げました。

 「意欲をもって創業したものの、独立を勧めてくれた業者さんが廃業するなど、心もとない思いもしました。応援してくださった皆さんの期待に報いるためにも、地域に根ざして活動し、お客さまのご用件に応えるべく職務に励みました」

 経営に関する知識も十分ではない状態で、紆余曲折の日々。目の前の仕事に誠実に向き合い、こつこつと信頼関係を築いてきました。

 「当初は苦労の連続でしたが、お客さまがご新規さまを紹介してくださることも多く、おかげさまで、今では取引先の数は40社を超えています。私自身も、気がつけば店づくりに携わるようになって30年もたちました」

田嶌正徳 たじままさのり

#chapter3

DX化を推進して業務の効率化を図り、ノウハウを伝えて若手の育成にも注力

 事業所や工場における電力の引き込み、受電・変電設備や蓄電池の設置、個人宅ではテレビアンテナやインターネット回線の装備など、数々の依頼に奔走。2014年に法人化を果たし、「ライトアップ」として新たなスタートを切った田嶌さん。2021年には、指標に掲げていた売り上げ1億円を達成しました。

 「現在、私を含め5人という少数精鋭で業務にあたっています。今後は仲間を増やして雇用を促すとともに、売り上げ2億円を目指したいですね」

 目標の実現に向け、取り組んでいきたいのがDX化の推進。どこにいても操作できるタブレット端末や、PDF図面・現場写真を共有するシステムを導入し、田嶌さんが不在であっても、若手職人が正確な情報をもとにスムーズに動ける体制づくりを進めています。

 「現状、全ての現場へ私が足を運び、施工内容をプランニングしていますが、一人では請け負える数に限界があります。デジタルの力によって効率化を図り、多様なニーズに応えることで、地域社会の発展に貢献したいと思っています」

 田嶌さんが、もう一つ力を入れているのが人材の育成。実践を通じて培ったノウハウを、若い世代に継承していきたいと言います。

 「社内の技術者の充実、若手の育成、機動力の整備、安全作業の推進を図り、確実、迅速且つ信頼のおける工事の施工を目標としています。当社が将来にわたり必要とされる存在でありたいと願っています」

(取材年月:2026年4月)

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専門家プロフィール

田嶌正徳

30年の経験を基に店舗の使い勝手を支える電気工事のプロ

田嶌正徳プロ

電気工事業

株式会社ライトアップ

店舗の電気工事に携わり30年。設計から施工まで自社で担当し、急な変更にも柔軟に対応。動線を踏まえたコンセント配置など、使い勝手に配慮した環境づくりを支援します。

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