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日和和枝プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

北海道の綿「きたわた」。。ふわふわの綿から。。やさしい綿糸へ。。①

日和和枝

日和和枝

テーマ:自然素材の糸を紡ぐための綿

2021年もあと僅かとなり、おたる綿収穫から
2ヶ月が過ぎ久しぶりの投稿になりました。

北海道の綿「きたわた」が発足されて2年。。
今年は前半異常気象により、各地で綿花栽培を
行って綿になっていますが、今までの厳しい
気候によって北海道の綿収穫は難しい状態でした。





その中で綿に興味があり、私にたどり着いてくれた
二人のきたわたメンバーとの出逢いがありました。


2019年10月5日(土)。。
札幌市のTさんと旭川市のNさん
が来てくれました。
旭川市のNさんは今年収穫した綿花を持参。。
札幌のTさんは東京で織りの勉強を。。。
それぞれの活動をお話ししてくれました^^

そして。。三人が同じ想いで前進する事になり。。
北海道の綿。。「きたわたプロジェクト」を発足しました。


①「わたわたプロジェクト」。。
 北海道で綿花が出来ることを知らしめ広げる。。

②「北海道綿部」。。2014年から2018年まで
 畑(ビニールハウス)で綿花栽培を実践し。。
 収穫。。紡ぐ。。糸。。


 そして。。私にとって第3章目。。。
 「きたわたプロジェクト」引き続き。。
 綿花栽培。。収穫。。紡ぐ。。糸。。織り。。染め。。

旭川市Nさんと札幌市Tさん。。
綿栽培から収穫、紡ぎ、糸にして、織る、
染めて、綿製品をつくる。。すべて自分の手で。。
同じ想いを持つ二人でした。

2018年4月。。
鉢植えで綿花栽培をしていた旭川市のNさんが。。
今年はハウスで綿花栽培をしたいと3月にメール
を頂き、はじめて私の所に来くれました。

綿の写真を見て興味を持ったNさんは。。
まず。。鉢植えからスタート。。見事に!
コットンボールがつき綿になりました。

ひょんなことから興味をもったNさんは。。
本格的に小さなハウスだけれど栽培したい。。
と想い色々調べたところ私が分かったそうです。

北海道の地で綿を作りたいと想ってくれる人が
また一人いるという事はとても嬉しいですね^^


余市の畑で収穫した綿を手に持ち。。
とても感動していました!^^





余市畑の綿の写真を手に、
栽培の仕方を聞くNさんです。
6月にはまた小樽に来て。。
綿苗植えを体験したいと。。
「まずはやってみないと!」と
真剣に綿花に取り組む。。





おたる綿、おたる綿の種付き栽培キットを
購入して頂き、収穫までサポートが続きます。
旭川市でも綿の収穫ができます様に☆☆






そして。。半年後 2018年10月。。
綿花に興味があるとメールをくれた
札幌のTさん。。

小樽市民体験農園と余市畑の葉切り
作業を手伝ってくれました。

実はTさん。。亜麻、染め、織りを
体験して綿に興味をもってくれました。

種を植え、収穫して糸にし、染めて織る。。
一連の作業を自分でするのが目標。。
だということでした。





今年はコットンボール(実)のままの収穫です。
よくここまで育ってくれたと思っています。
きっと開いてくれると思うから。。。
時間をかけてゆっくりと。。。じっくりと。。。
はじけていくのを。。待ちながら。。。
楽しみにしています^^

小樽市民農園。。狭くて暑いハウスの中で
コットンボールの収穫をしているTさんです。









Tさんが枝の根を切ってくれた
コットンボールを。。
新聞に包んでいきます。









最後にハウスの中を
きれいにしてくれたTさんです。


小樽市民農園の収穫を終え。。
余市の畑へ。。






昨年、余市の畑で収穫した種を植え育てた
綿の木たちは少し小粒ですが元気に育って
くれました♪

今年は特に寒くて。。
半ば諦めもよぎりましたが。。
よくここまで育ってくれたと思っています^^

今週末には余市の畑もコットンボールの
ままですが収穫をします^^





よいちの和綿、茶綿の葉切りをして
いる札幌から来たTさんです。








来年から自分でも綿を育てたいと
思っているTさん。





中腰作業で大変だったと思います。
よいちの和綿、茶綿のコットンボールが
顔を出しました。今週末には収穫します^^


2018年10月末。。
小樽よりいち早く綿になった旭川市Nさんの
アジア綿花を収穫した様子が届きました♪^^

ハラハラ、ドキドキしながら綿花を育てたNさん。
鉢植えはしていても、ハウスで地植えは初めてで
今年は特に天候に悩まされた栽培でしたが。。。
ここまで出来たとはとても嬉しく思っています^^

おたる綿はなかなか発芽せず、再度種植えをして
発芽させ、まだコットンボールのままですが、
元気に育ち、収穫できました♪


旭川市Nさん宅。。
収穫した綿花を天井からぶら下げています。
クリスマス時期にはふわふわで真っ白い
綿になっているといいですね^^




アジア綿花です。
早くに種植えした分、
はじけるのが早かったですね^^



アジア綿花がふわふわになっています^^




おたる綿は。。
まだまだコットンボールのままです。
はじけてくるのが楽しみですね^^


旭川市Nさん。。
昨年植えた綿花の種で。。
今年植え収穫した綿花と。。
収穫した綿を紡いで糸に。。




見事な綿花でした^^







札幌市Tさんのスピンドルでの
糸紡ぎは見事でした^^



私は二人の話を聞いて思った事があります。
綿花を知ってもらいたくて北海道の気候に
逆らって綿花栽培をしてきました。
難しい、出来ない、育たない、。。
こんな思いが綿づくりをしている時に
何度も、何度も。。思いました。

でも。。綿を育ててみたい!糸にして織りたい!
という人が。。必要としてくれる人がいる。。
北海道で綿を作っている人が居ないか?。。
二人は私を探してくれていました。

だから。。これからも必要としてくれる人が
いるならば北海道の綿「きたわた」として
広めていきたいと思っています^^

もう少しで2021年は終わりますが。。
2022年はどんな年になるのか?。。
コロナが早く収まりますように。。
みなさま。。良いお年をお過ごしください^^

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日和和枝
専門家

日和和枝(綿花の栽培)

こっとん・ふぁ~む 花畑鮮花

自然環境や健康を意識しながら綿を育てる農家。現在は、他の方と一緒に綿を育て、商品化することを目的としている。北海道の寒い地域でも湿度や温度の管理など環境整備を行えば綿を育てられるという情報を発信する。

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