北海道の綿「きたわた」。。ふわふわの綿から。。やさしい綿糸へ。。②
今日は少し内容を変えて出来た
おたる綿の事を書きます。
少ないながらも綿収穫ができ、綿から糸へと紡ぐ
準備をしてきました。綿くりは綿の種と綿を分ける
作業。。そして。。綿打ち作業を経て糸紡ぎへと
バトンタッチです。
ガラガラと回すドラムカーダーで綿打ち作業
ドラムカーダーからゆっくり外した端は。。
まるで編んだようになっていました。
綿打ちをしたおたる綿はふわふわとした感触です。
長~い。。長~い冬に綿打ち作業をしていて
ふと!見ると雪のような感じになっていました。
ドラムカーダーからゆっくりと綿を外し
3回に分けて綿打ちしたおたる綿を重ね。。
ロール巻きにして。。
弾力があり、手で撚りをかけながら伸ばして
いくと少し糸のようになっていきます。
「きたわた」メンバーに送り糸紡ぎへと。。
重さにすると、とても軽くどの位の
長さになるのか?。。
おたる茶綿20gが2個綿打ちしましたが
思うようにまとまらなくて大変でした。
2回目の綿打ちしたおたる綿を送ります。
ふわふわになったおたる綿を手で寄せながら
んん~!少ないなぁ~。。実感する作業でした。
おたる茶綿は和綿と同じく繊維が短い
ので綿打ちするのが大変でした。
その点おたる米綿は繊維が長く撚りを
する事によって糸も強くなるので糸に
するには適している繊維です。
スピンドルで紡いでくれたおたる綿の糸です。
太さによって何を作るか?どの位の量になるのか?
北海道の綿づくりは難しいですが、綿から糸にして
試作を重ねながら出来ていく綿製品を提供できる
よう今年も綿花栽培がはじまります^^