小樽塩谷ハウス~おたる綿の見学会
栽培をしながら。。ずっと考えていた事がありました。
学校の教材にならないものか。この感動を子ども達に
伝えられないものか。。。
よく植物の教材として、アサガオやヒマワリの栽培など
がありますが、夏休みに子ども達が家にもって帰って、
観察日記をつけるという事はできますが。。。
「綿花栽培」はそれが難しく無理かと思っていました。
綿花栽培を始めてから3年目。。。
一通のメールが届きました。
「綿花栽培をしたいのですが、種を販売い
ただきたい事と、なにかとお知恵を拝借できれば
ありがたく存じます。【綿花、種子、北海道】を
頼りに花畑鮮花のページにめぐりあいました。
子ども達にコットンボールを見せてやりたい。」
と。。札幌の小学校当時の教頭先生からでした。
教頭先生が自ら栽培管理をするという事で。。
サポートを引き受けさせて頂きました。
綿の種を植えてから2ヵ月目の7月。。
元気に育っている綿花を見て安心しました。
私は鉢植えで綿花栽培をしていたので、
鉢植えより生長が早く、驚きました。
地植えの綿花栽培に成功したのは教頭先生が
最初で、この植え方を見て教わったのは私でした。
そして。。トマトと一緒に育てていたことを知り、
また一つ教わりました。
トマトは水をやらなければ甘味が増す。。
綿花は低温と湿気を嫌うので同じ条件で
共存して育つ綿花を観ることができました。
12月下旬。。。
綿花栽培をしている小学校の教頭先生から
アルバム形式の一冊の本が届きました。
開いてみると。。わぁ~!と感動しました!
ブログで公開されている温室日記の中で
日々変わっていく綿花の様子を見ながら
綿の収穫を楽しみにしていました。
大丈夫かな?もう収穫できたかな?。。
どうなったかな?と思いながらいましたが。。
札幌の小学校ハウスで育った綿は子供たち
の手で11月下旬に収穫できました♪^^
子供たちには何ができるか内緒にして栽培して
いたようです。実がついているけど何かな?と
思って栽培の様子を見ていたようです。
「教頭先生!実が爆発したよ!!」と。。
登校した子供たちの目に映ったのは。。
実が爆発した中から出てきたのは綿でした^^
肌寒くなってきた頃はじけだしてきた和綿です。
子供たちの小さな手に包まれて。。
溢れんばかりの綿が収穫できました♪^^
この綿はおみやげに持たせ、残りは綿くりで
ふわふわにしていました^^
あとがきに。。「きっとひらくから」。。
「割れめが入っていたら、きっと開いて
くれると思いますので、もう少し様子
を見てください」と書いた私のコメントを
本書の副題としました。。と書かれていました。
「きっと開くから待つ」。。
「「きっと開く」と見通すこと。
そして「それがあるから待つんだ」ということ。
コットンボールに子どもたちが重なります」
と書かれていました。
ワクワク、ドキドキしながらの綿花栽培を
行って頂いた事に感謝し、この時の思いは
とても嬉しくて、とても有り難かったです。
私の方こそ教頭先生にお逢いでき、
地植え栽培を教わりハウスでの綿花栽培を
鉢植えから地植えに切り替える事ができました。
そして。。人との出逢いの大切さを感じました。
☆この本を使う事は許可を頂いています。
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