露地植え、ハウス植えおたる綿の生長。。①
はじめまして。
北海道小樽市で綿花栽培をしている日和和枝と申します。
衣、食、住。。生きるために必要な分野の中で、
私は衣となる自然植物を育てています。
北海道で難しいとされる綿花栽培は環境を整えて
あげると綿花を作るのは可能ではないかと思いました。
綿花栽培を始めて17年になりますが、綿花に合う温度、
湿度の状態が解るようになりました。
【綿花を作るきっかけ】
「北海道でなぜ!?綿なのか?」と聞かれます。
綿との出会いはず~と・・ず~と昔幼い時でした。
母が作ってくれた布団に包まると暖かくほんわりと
幸せな気分になりました。布団を作る姿を見ながら
育った私はふわふわとした「わた」が忘れられません
でした。
ある日、枝つきの綿を見た時。。
「綿って・・あの綿!」。。
「綿って植物なの?」。。
「へぇ~そうなんだ!」と。。
その瞬間。。綿花に魅せられたのです。
母が作ってくれた布団の綿が自然植物から
できている事を知り、幼い時の、あの感触が
忘れられず枝付きの綿を見た時、綿花を育てて
みたいと思い、幼い記憶が綿づくりに繋がりました。
【綿花栽培の難しさ】
何も解らず、何も知識もなく、ただ綿花を育てたい
という気持ちが挑戦の一歩でした。
「はじめての綿づくり」の本を頼りに鉢植えから
始めて栽培が可能後にビニールハウスにて地植え
の栽培に切り替えました。
3年間は綿花に適している温度、湿度が解らず試行錯誤の
連続でした。毎日、綿花の状態、温度と湿度を計り、
綿花栽培を始めてから4年目にして。。
「ん!この温度!、この湿度!」。。
綿花に合う状態を体で感じました。
【体にやさしい自然素材】
北海道での綿花栽培は天候に左右されますが、
綿花を作りたい。その難しさに悩みながらでも、
誰もしない事に挑戦したいという気持ちと、
体にやさしい良い物を作りたいという一心で
続けてきて出来た小樽産「おたる綿」が誕生しました。
私自身、肌が弱くアレルギー反応があるため肌に触れる
所は限られた物「綿製品」でなければならないのです。
北海道の気候は綿花に適している温度ではなく、収穫量も
難しいですが、同じ悩みを持っている方に提供できるよう
に北海道の綿「きたわた」として現在試作に取り組んで
おります。
FB「北海道の綿花栽培」を検索していただければ
綿花栽培の様子や綿くり、綿打ちの動画も観られます。
初めての投稿ですが。。
これからも宜しくお願いいたします。
2021年度 綿花栽培をしてみませんか?
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http://www.1hanabatake.com/