はじめまして
自己紹介
フリーランス理学療法士 小堀 愛司(コボリ アイジ)
これまでの経緯①:学生~新人理学療法士の頃のこと
私が数十年前,まだリハビリという言葉すらほとんど知られていなかった頃,理学療法学科の学生時代に東京の養護学校(現特殊支援学校)で出会ったある脳性麻痺のお子さんとの関りが資格取得後の障がい児リハビリに従事するきっかけとなりました。
札幌に帰郷し当時札幌市が親の会の陳情によって立ち上げた小児専門療育機関へ就職し数年が経ったころ,外来で溺水後遺症のお子さんのリハビリ指示が医師から出されました。
お母様が反り返った状態のお子様を抱っこして来られ,準備しておいた床上マットに仰向けで降ろしましたが,強い喘鳴と全身の反り返りで突っ張っている状況で鳴き声すら出せずにいたお子さんに対し,私はリラックスさせてあげることすら出来ず,お家での状況などお母様のお話を伺うことが精一杯で,ただ時間が過ぎてしまいました。
それにも関わらずお母様は退出時に「ありがとうございました」と私に頭を下げていかれました。
私は帰宅後(大変な状況だったお子さんに何の解決策も提示してあげられなかった自分の無力さ,理学療法士としての資格はないのではないか)と自問自答していました。
そんな中,何を勉強すべきか悩みながら医学書を漁っていると,ある専門雑誌に信州大学で呼吸に関する実技研修の受講案内があり,
とりあえず何かやらなくては!という思いで申し込み,運よく受講することが出来ました。
受講後外来でその親子が再受診してくれたので,必死で勉強してきたことを実践してみたところ,何と後半には喘鳴も減少し,俳痰も出来,全身の過緊張も落ち着き静かに眠りに入ったのです。お母様も驚かれ少しホッとされていました。
その後リラックス出来る姿勢を検討し家庭で使用できる姿勢保持具を検討・作成できました。
次回、その後の重症児との関わり自分の成長を投稿します


