自分は誰にも傷つけられない
【習慣が未来をつくる】ということについて
より良い自分になっていこうと考えて
「今日から筋トレを始めるぞ」とか
「間食はやめる」とか
「アファメーションをするぞ」とか
決心して始めても、
いつしかなかったことになる。
無意識に飲み込まれやすいあなたに
なぜ反復することが大切なのか
ということについて
今回は取り上げてみたいと思います。
これを読んだことで
やっぱり決めたことは
継続するぞ!と
決心を強めることになる
ことを願って書き進めて
みたいと思います。
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意志だけでは続かない理由
よく「意志の力が大事だ」
と言いますが、
実際には意志の力は
3日ほどしか持ちません。
脳はこれまでの習慣を優先し、
違和感のある新しい行動を
「なかったこと」にしよう
とするからです。
つまり、
意志の力だけでは
変化は起きにくいのです。
変化を起こす唯一の方法は、
新しい行動を「習慣」にすること、
つまり反復をするということです。
自分の習慣を修正するには
意志の力ではどうにもならず
新しい習慣で修正していく
ほかないのです。
巷に蔓延している「たったこれだけで・・・」
という情報に飛びつく暇があったら、
望ましい方向に向かって、
願いに向かっての課題を
日々、着実に繰り返すこと
が大事なのです。
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生命を守るために脳は「省エネモード」でいきたい
脳は体重の約2%しかないのに、
消費エネルギーは全体の20%以上。
あまり活性化してしまうと
大量のエネルギーを
消費することになります。
新しいことに挑戦するとき、
脳は緊張状態=不協和を感じ、
エネルギーを消耗しすぎれば
生存に不利になる・・・
脳はそう錯覚し、
「慣れた状態に戻ろう」
とし、
いつも通りのアイドリング状態で
いられるように強く働きます。
だから
新しい挑戦に
恐怖や不安が
つきまとうのです。
しかし、
不協和状態にある脳は
実はフル稼働しており、
打破のために情報を集め、
ひらめきを生もうとする働きも
起こしています。
新しいことにチャレンジし、
脳を活性化したら
餓死するのですか?
幸いなことに
私たちは餓死と隣り合わせの
時代には生きておらず
DNAの記憶ともいうべき
脳を活性化させる=餓死
ということを恐れる必要がない
ということを情報として
知っておくことです。
つまり、
願いをもって、
現状を乗り越えようとするときに
起きる不協和状態を嫌わず
不協和状態に身を置きながら
願いに届くことだけを考えて
この力を活かせるかどうかが、
現状突破の分かれ道となるのです。
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繰り返し=「生存に有利」だと勘違いする
潜在意識は「無意識処理」の領域で
働いていて、繰り返されたものを
「安全・安心・正しいもの」と
認識します。
人類の歴史を振り返ると、
新しいことに挑戦するのは
常にリスクが伴いました。
たとえば、
知らない食べ物を口にするのは
毒の可能性があり、
知らない環境に行くのは
危険を意味しました。
一方で、
繰り返してきた行動や環境は
「生き延びてこれた証拠」
潜在意識はその記録を
「生存に有利な習慣」として
優先しようとします。
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繰り返しは「重要なこと」だと脳が認識する
脳には RAS(網様体賦活系)
というフィルターがあり、
「繰り返し意識されるもの=大切なもの」
と判断し、情報収集や注意を
そちらに向けます。
たとえば、
毎日「感謝」を口にすると、
RASは「感謝につながる出来事」
を見つけようとし始める。
逆に
「不安」を繰り返すと、
不安につながる証拠ばかりを拾う。
これを
「確証バイアス」といい
すでに持っている仮説や
思い込みを支持する情報ばかりに注目し、
それに反する情報を無視する
傾向のことを言います。
旅行に行くと決めた地域の情報が
たくさん入ってきて
自分が行こうとしている地域は
今注目されているのかな?
と錯覚してしまうのもこの原理です。
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願望実現のために
潜在意識が繰り返しを重視するのは、
•エネルギーを節約し、
•生存率を高め、
•重要なものを見極めるために、
「慣れたこと」を安全・正しいものだと
認識する仕組みがあるから。
つまり
「繰り返し=潜在意識に刻まれる言語」
なんです。
習慣を変える2つのカギ
では、
何を繰り返していけばいいのでしょうか?
1.自分の行き先を決めること
明確な行き先がなければ、
脳は現状維持を選びます。
「どこに向かいたいのか」を
具体的に決めることが出発点です。
→潜在意識は具体的な質問には必ず答えを出す。
2.叶った未来を先取りして味わうこと
すでに実現したかのように感情を味わう。
脳は「繰り返し触れるもの」
を重要と認識するため、
その未来を現実にするための
情報やひらめきをキャッチします。
→必要なのは経験をしたという臨場感が大切
この2つを日常的に繰り返すことで、
脳は「これが新しい現実だ」と受け入れ、
習慣の力で未来を形づくっていきます。
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まとめ
脳は繰り返されるものを重視し、
それを現実化していきます。
だからこそ、
繰り返す習慣こそが
未来を決めるのです。
明確な行き先を定め、
すでに叶った未来を
先取りして味わい続けること。
それが、
現状維持の脳を超え、
望む未来へ進むための
最も確実な道です。
少しでも
やろうと決めたことを
反復し続けようと
思ってもらえたなら幸いです。
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