Mybestpro Members

矢吹宜大プロは中国新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

潜在意識は繰り返されることを重視する

矢吹宜大

矢吹宜大

テーマ:心の仕組みと現実の関係

【習慣が未来をつくる】ということについて



より良い自分になっていこうと考えて

「今日から筋トレを始めるぞ」とか

「間食はやめる」とか

「アファメーションをするぞ」とか



決心して始めても、

いつしかなかったことになる。


無意識に飲み込まれやすいあなたに

なぜ反復することが大切なのか

ということについて

今回は取り上げてみたいと思います。


これを読んだことで

やっぱり決めたことは

継続するぞ!と


決心を強めることになる

ことを願って書き進めて

みたいと思います。



目標に向かってやるぞ!と気持ちが前向きになっている



________________________________________

意志だけでは続かない理由


よく「意志の力が大事だ」

と言いますが、


実際には意志の力は

3日ほどしか持ちません。


脳はこれまでの習慣を優先し、

違和感のある新しい行動を

「なかったこと」にしよう

とするからです。


つまり、

意志の力だけでは

変化は起きにくいのです。




変化を起こす唯一の方法は、

新しい行動を「習慣」にすること、

つまり反復をするということです。


自分の習慣を修正するには

意志の力ではどうにもならず

新しい習慣で修正していく

ほかないのです。



巷に蔓延している「たったこれだけで・・・」

という情報に飛びつく暇があったら、


望ましい方向に向かって、

願いに向かっての課題を

日々、着実に繰り返すこと

が大事なのです。



幸せの階段を上っていく


________________________________________

生命を守るために脳は「省エネモード」でいきたい


脳は体重の約2%しかないのに、

消費エネルギーは全体の20%以上。



あまり活性化してしまうと

大量のエネルギーを

消費することになります。



新しいことに挑戦するとき、

脳は緊張状態=不協和を感じ、

エネルギーを消耗しすぎれば

生存に不利になる・・・



脳はそう錯覚し、

「慣れた状態に戻ろう」


とし、

いつも通りのアイドリング状態で

いられるように強く働きます。



だから

新しい挑戦に

恐怖や不安が

つきまとうのです。




しかし、

不協和状態にある脳は

実はフル稼働しており、


打破のために情報を集め、

ひらめきを生もうとする働きも

起こしています。



新しいことにチャレンジし、

脳を活性化したら

餓死するのですか?



幸いなことに

私たちは餓死と隣り合わせの

時代には生きておらず



DNAの記憶ともいうべき

脳を活性化させる=餓死

ということを恐れる必要がない



ということを情報として

知っておくことです。


つまり、

願いをもって、

現状を乗り越えようとするときに



起きる不協和状態を嫌わず


不協和状態に身を置きながら




願いに届くことだけを考えて

この力を活かせるかどうかが、

現状突破の分かれ道となるのです。




分かれ道の分岐点に立っている男性



________________________________________

繰り返し=「生存に有利」だと勘違いする

潜在意識は「無意識処理」の領域で

働いていて、繰り返されたものを

「安全・安心・正しいもの」と

認識します。


人類の歴史を振り返ると、

新しいことに挑戦するのは

常にリスクが伴いました。



たとえば、

知らない食べ物を口にするのは

毒の可能性があり、

知らない環境に行くのは

危険を意味しました。



一方で、

繰り返してきた行動や環境は

「生き延びてこれた証拠」


潜在意識はその記録を

「生存に有利な習慣」として

優先しようとします。


________________________________________

繰り返しは「重要なこと」だと脳が認識する

脳には RAS(網様体賦活系)

というフィルターがあり、

「繰り返し意識されるもの=大切なもの」

と判断し、情報収集や注意を

そちらに向けます。


たとえば、

毎日「感謝」を口にすると、

RASは「感謝につながる出来事」

を見つけようとし始める。


逆に

「不安」を繰り返すと、

不安につながる証拠ばかりを拾う。



これを

「確証バイアス」といい

すでに持っている仮説や

思い込みを支持する情報ばかりに注目し、

それに反する情報を無視する

傾向のことを言います。



旅行に行くと決めた地域の情報が

たくさん入ってきて

自分が行こうとしている地域は

今注目されているのかな?


と錯覚してしまうのもこの原理です。



バイアスがかかっている



________________________________________

願望実現のために

潜在意識が繰り返しを重視するのは、

•エネルギーを節約し、

•生存率を高め、

•重要なものを見極めるために、


「慣れたこと」を安全・正しいものだと

認識する仕組みがあるから。


 

つまり

「繰り返し=潜在意識に刻まれる言語」

なんです。


習慣を変える2つのカギ


では、

何を繰り返していけばいいのでしょうか?


1.自分の行き先を決めること

明確な行き先がなければ、

脳は現状維持を選びます。


「どこに向かいたいのか」を

具体的に決めることが出発点です。


潜在意識は具体的な質問には必ず答えを出す。



2.叶った未来を先取りして味わうこと

すでに実現したかのように感情を味わう。


脳は「繰り返し触れるもの」

を重要と認識するため、


その未来を現実にするための

情報やひらめきをキャッチします。


必要なのは経験をしたという臨場感が大切



この2つを日常的に繰り返すことで、

脳は「これが新しい現実だ」と受け入れ、

習慣の力で未来を形づくっていきます。


スモールstepを地道に上っていく



________________________________________

まとめ

脳は繰り返されるものを重視し、

それを現実化していきます。



だからこそ、

繰り返す習慣こそが

未来を決めるのです。




明確な行き先を定め、

すでに叶った未来を

先取りして味わい続けること。


それが、

現状維持の脳を超え、

望む未来へ進むための

最も確実な道です。


少しでも

やろうと決めたことを

反復し続けようと

思ってもらえたなら幸いです。



自分を受け入れた女性



________________________________________

御社の状況やオーナー様のお悩みなど

お気軽にお話しいただける機会を

作っております。


また「さらに詳しく知りたい方」も

こちらの無料相談のリンクからメッセージください。

無料相談のお申込みはこちらから


【社内メンターの導入で人が育つ組織を作りたい方へ】

あるいは、メールならば

humansproject38@gmail.com

までお願いします。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

矢吹宜大
専門家

矢吹宜大(人材育成コンサルタント)

ヒューマンズ・プロジェクト株式会社

経営者の無意識の思考OS(思い込み)を捉えて、アップデートすることで、組織が自律的に動き出す状態へ導く専門家です。再現性の高い変化を実現する支援に強みがあります。

矢吹宜大プロは中国新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

メンターを育成し、社員が育つ企業風土をつくるプロ

矢吹宜大プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼