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中崎秀樹プロは中国新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

決めつけはやめよう

中崎秀樹

中崎秀樹

テーマ:人間関係

皆様いかがお過ごしでしょうか?
株式会社島屋中崎と申します。
Youtubeを制作したり、ホームページのディレクションをしたり、エマジェネティックスⓇの講師を務めたりしております。
今回は、「決めつけることの問題」というテーマです。



カテゴライズするとキケン!?

例えばZ世代について以下の傾向があると言われているんです。
「Z世代はスマホネイティブで全世界とシームレスで繋がれるため、オープンコミュニケーションを大切にする。またPCについてはあまり触ったことがない人が多いので苦手
。」
ですが、これは全員に当てはまると言えるでしょうか?
人によっては、スマホをあまり持ってこなかった人もいるでしょうし、オープンコミュニケーションが苦手な人もいるわけです。
例えそれが定量評価できた場合に、もし仮に平均値だとしても当てはまらないことが多くなってくる場合がある。
160cmの人と180cmの人がいた場合、平均身長は170cmだから、平均に合わせた服を作ろうとすることを想像すると分かりやすいかと思います。
エマジェネティックスⓇでもこの思考特性、行動特性はこういったことを好む、あるいは傾向があるとお伝えしているのも、必ずその行動をするわけではないからです。
ですので、必ずこうすると思い込んでいると思わぬ落とし穴が潜んでいるかもしれません。

思考特性、行動特性が近い人同士でも違う意見が出ることもある

思考特性・行動特性が近い人同士でコミュニケーションを取る場合でも、意見が食い違うことも起こりえます。
私の事例ですが、私と同じ分析型を利き脳とする方とのお話です。

分析型・・・合理的思考を好む。「なぜ」が気になり、無駄を嫌う。


相手:相手に納得してもらうのであれば、話す内容がどれだけ整合性があるか、信頼性があるかが重要で合理的だよね。
わたし:相手に納得してもらうのであれば、話し方によっては聞き入れてくれない場合がある。話し方の方が重要で合理的だよね。
相手は「話す内容が重要だ」という意見、私は「話し方が重要だ」という意見で食い違いが起こりました。
このように、同じ利き脳である場合でも、価値観や経験によって違う意見になる場合もあるんですね。
ですので、「この思考特性はこうだ!」と決めつけてしまうと、それが偏見を生み、マイナスのコミュニケーションになる場合もあるんです。

偏見を持たずにコミュニケーションを心がけよう

ではどのようにして、偏見を持たないようにコミュニケーションをとればよいでしょうか?
エマジェネティックスⓇでは、多様性を尊重しようとお伝えをしているんですね。
思考特性や行動特性はある種の傾向を示すものであるため、個人差についても考慮しておく必要があります。
ですので、以下の点に注意してコミュニケーションを心がけることで、偏見を減らすことに繋がります。

  • 相手の考えや意見に真摯に耳を傾ける。
  • わからないことはASKする(相手に質問する、聞く)。
  • 他者を尊重する。


ということで今回は、「決めつけることの問題」というテーマでお話しました。
私自身もつい自分の意見を押し通そうとすることがありますので、日々精進していきます!

本ブログを通じてエマジェネティックスⓇの魅力を伝えるとともに、皆様が日々の仕事の中で抱えている悩みについて、少しでも解決の糸口になっていただければ非常に嬉しく思います。
それではまた次回のブログでお会いいたしましょう!

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中崎秀樹
専門家

中崎秀樹(セミナー講師)

株式会社島屋ホールディングス

個人の特性を明らかにして、社内の円滑な人間関係につなげる『エマジェネティックスⓇ』のセミナー講師として活動。島屋で開講するセミナーに参加してもらうことで、エマジェネティックスⓇを導入したい企業を支援。

中崎秀樹プロは中国新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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