自分やチームの強みを最大限に発揮して、業務改善に繋げていこう
皆様いかがお過ごしでしょうか?
株式会社島屋中崎と申します。
Youtubeを制作したり、ホームページのディレクションをしたり、エマジェネティックスⓇの講師を務めたりしております。
今回は、「伝える内容よりも伝え方が重要」というテーマです。
仕入先の方に大激怒される
私は3年以上前、施工管理の営業をしておりました。
当時の繁忙期の頃、非常に仕事量が多く、とにかく投げっぱなしで仕事を依頼することも珍しくありませんでした。
そんな中、ある仕入先様から大目玉を食らうことになるんです。
「この物件の見積りをお願いします。」
「え?詳細は?」
「いや、添付資料に書いてあるでしょ。」
「なんやお前のその言い方。ふざけるなよ。もうお前とは仕事をしない。」
ということで、仕入先の方を大激怒させてしまいました。
その方も、これまでの私のやり取りで不満が溜まっていたとのことで、爆発してしまったそうです。
その後上司と謝罪に伺い、事なきを得ましたが、自分自身のコミュニケーションのあり方を考えさせる出来事でした。
エマジェネティックスⓇでみると…
今回の出来事を、エマジェネティックスⓇで見ていきます。
私のプロファイルは分析型利き脳で自己主張性は右寄りです。
分析型・・・合理的思考を好む。「なぜ」が気になり、無駄を嫌う。
自己主張性・・・自分の考えや意見を他人に受け容れて欲しいと感じる頻度およびエネルギーの違い。自己主張性右寄りは、自分が良いと思っている意見を強く押し通すように見える。
つまり、私はコミュニケーションについてこういう考えで捉えております。
「話す内容は端的に伝え、早く相手に伝えたい。問題が起こっても、後で考えれば良い。」
必ずこのプロファイルが、特定の考えや行動をするということは言えないです。
私の場合はこの傾向にマッチしているなと思います。
自分とこのプロファイルが似ている方であれば、コミュニケーションがスムーズにいきやすい。
一方で、自分とプロファイルが違う方であれば、コミュニケーションエラーが起こりやすくなるんです。
もしかすると、今回怒らせてしまった相手は、私と違うプロファイルだったかもしれません。
その場合、自分の普通でコミュニケーションを取るのではなく、もっと相手のプロファイルに配慮する必要があった訳です。
自分も相手も傷つけない伝え方が重要
ですが、どんな相手であっても、相手を傷つけるような伝え方はあってはならないと思います。
私自身、仕入先様にお叱りをいただき、この点には非常に気をつけるようになりました。
例えば、なにか仕事をお願いしたいときに、「内容」ファーストでいくと、相手の感情を逆なでし、協力的になることが難しくなってしまいます。
また、職場の空気が悪くなることで、心理的安全性も構築できなくなってしまいます。
これでは、会社の生産性は下がっていくことになりかねませんよね?
「伝え方」に重点を置くことで、相手に協力してもらいやすくなり、職場の空気も良くなる。
心理的安全性も構築され、生産性が上がるというまさにいいことづくめなんですね。
つまり、「伝え方」ファーストの方が生産性が上がりやすいので、皆様もそう意識してコミュニケーションしていただければ幸いです。
ということで今回は、「伝える内容よりも伝え方が重要」というテーマでお話しました。
きっと私と同じように、伝え方を意識されていない方もいらっしゃるのではないかと思います。
ですがコミュニケーションは相手がいてこそ成立するものなんです。
私もまだまだ気を抜けば、伝え方をないがしろにしていることもありますので、精進します!!
また伝え方についてはアサーティブな自己表現が一番適切ではないかと思うので、またの機会にお話したいと思います。
本ブログを通じてエマジェネティックスⓇの魅力を伝えるとともに、皆様が日々の仕事の中で抱えている悩みについて、少しでも解決の糸口になっていただければ非常に嬉しく思います。
それではまた次回のブログでお会いいたしましょう