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エンディングノートは「書けるところ」から

岡崎俊視

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言葉にならない気持ちを整理していくのに、
ちょうどいいものがあります。
エンディングノートです。

エンディングノートは「書けるところ」から


エンディングノートという言葉を聞くと、
「全部きちんと書かないといけない」
そんな印象を持つ方も多いかもしれません。

でも、最初から完璧に書く必要はありません。
むしろ、完璧を目指すほど、手が止まってしまいます。

最初に向き合うのは「気持ち」


エンディングノートで、
いきなり財産や数字を書く必要はありません。

・家族に、どんなふうに過ごしてほしいか
・自分が大切にしてきたこと
・少し気がかりに思っていること

言葉にならなくても構いません。
思い浮かぶことを、ぽつぽつ書き留めるだけで十分です。

それだけで、
「何を整えたいのか」が、少しずつ見えてきます。

書けない項目は、飛ばしていい


書こうとして、手が止まるページがあっても問題ありません。
それは、「今は考えなくていい」というサインです。

エンディングノートは、
一度で完成させるものではありません。

気持ちや状況が変われば、
書く内容も、順番も変わっていきます。

ノートは、対話のきっかけ


エンディングノートは、
答えを出すためのものではなく、
考えるきっかけをつくるものです。

書きながら、
「これは誰かに相談したほうがいいな」
そう思うことが出てくるかもしれません。

そのときが、次の一歩です。

大切なのは、始めたという事実


一行でも、
空白が多くても、
書き始めたということ自体に意味があります。

それは、
自分のためであり、
家族のためでもあります。

エンディングノートは、
未来を少し安心にするための道具。

書けるところから、
静かに始めてみてください。

―――
岡崎総合会計事務所
税理士 岡崎 俊視

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岡崎俊視

岡崎総合会計事務所

税理士をはじめ行政書士、ファイナンシャル・プランナー、医業経営コンサルタントなどの資格を持つ。相続や事業承継、新規開業・開店をサポートし、税務にとどまらない総合的な経営アドバイザーとして活躍する。

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