人に投資するという考え方
経営を続けていると、数字に心を揺らされる瞬間があります。売上が落ちると不安になり、利益が出ると安心する。けれど、お金に一喜一憂していては、心が休まりません。本来、お金は“目的”ではなく、“道具”です。どう使うか、何のために使うかを決めるのは人の心です。
ある社長は、月末の資金繰りに悩んでいた時、「お金が足りない」のではなく「信頼をつくる行動が足りなかった」と気づいたそうです。その視点を変えた瞬間から、仕事の流れも好転していきました。
お金に振り回されない生き方とは、自分の軸でお金を扱うこと。お金の大小ではなく、どう生きたいか。経営も人生も、心の豊かさが最後にすべてを決めるのです。
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岡崎総合会計事務所
税理士 岡崎 俊視



