税理士は会社のドクター~利益よりも「現金」を見る
経営を安定させるためには、固定費の管理が欠かせません。固定費とは、家賃や人件費、光熱費など、売上に関係なく毎月かかる費用のことです。
ある会社では、固定費の支出が増えすぎ、売上が下がった月に資金繰りが苦しくなる場面がありました。そこで、費用の見直しと優先順位を整理することで、支出を抑えつつ必要な投資を維持することができました。
固定費を「負担」と考えるのではなく、事業を支える柱として見直すことが大切です。数字を把握し、毎月の支出を管理することで、予測が立ちやすくなり、経営者は安心して判断できます。
固定費を味方にすることは、会社の安定と成長を両立させる基本。数字を武器に、リスクを最小限に抑えながら、会社を前に進めていきましょう。
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岡崎総合会計事務所
税理士 岡崎 俊視



