経営はチームで動く
会計の数字は、単なる結果や記録ではありません。時に、経営者を励ます力を持つことがあります。
ある経営者は、長く停滞していた売上がわずかでも増えた月の試算表を見て、「ここまでやってきてよかった」と顔をほころばせました。その表情を見たとき、数字の価値は利益だけではなく、経営者の勇気や希望を映す鏡でもあると実感しました。
数字は時に厳しく、時にやさしい。正しく整理され、読み解かれることで、次の一手を考える力になります。会計の仕事は、ただ数字を並べることではありません。経営者が前を向き、一歩を踏み出す背中を押す“伴走者”でもあるのです。
今日もまた、一枚の試算表が誰かの希望となる瞬間を見届けました。
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岡崎総合会計事務所
税理士 岡崎 俊視



