積算と実行予算の違い
完成基準の工事では、
月次試算表を見ても
経営判断ができないことがあります。
これは経理が間違っているからではなく、
完成基準という仕組み上、
途中経過が数字に表れにくいためです。
下請工事であれば、
出来高請求により
売上と原価が毎月対応します。
一方、完成基準の元請工事では、
原価は毎月発生するものの、
売上は完成時まで確定しません。
その結果、
月次の数字と現場の実感が
大きく乖離することになります。
多くの経営者が感じる
「数字は出ているのに、判断できない」
という違和感は、
ここから生まれています。
完成基準の工事では、
通常の経理とは異なる視点で
途中経過を見る必要があります。



