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コラム

危険な頭痛 日本人に多い脳卒中

広島の頭痛外来

2018年2月4日 / 2018年8月11日更新

危険な頭痛の原因として、日本人に多いものが脳卒中です。



脳卒中は脳の血管のトラブルで起こる病気です。
「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」の三つの種類があります。
日本人の一年間の死亡数は 134 万 4000 人、死亡率(人口千対)は 10.8 と推計されております(平成29年)。
死因でいうとトップががん、つづいて心臓病、ワースト3の死因が脳卒中です。
脳卒中は命を救えたとしても、その後に後遺症で悩まれる方、ご家族の方は多いのです。
程度の差はありますが、言語障害、運動障害、記憶障害などが起こることが多く、このことが日常生活の支障になります。
脳卒中が起こった場合、症状として頭痛があらわれることは少なくありません。
脳卒中の場合は、頭痛のほかにも複数の症状を訴えることがおおいです。
それぞれを解説します。

脳梗塞
血管が詰まり血液が脳に流れなくなり、脳の組織が死んでしまう病気です。
高血圧などによって、動脈が硬くなり(動脈硬化)、脳の血管が狭くなったりすること、心房という四つある心臓の一部屋が細く拍動してしまう心房細動などで、血液の塊(かたまり)ができたりするのが原因です。

脳梗塞で頭痛がおこる人は脳梗塞の患者さんの三人に一人くらいと言われております。
頭痛は比較的軽いことが多いのですが、手足のまひやしびれ、言葉が出ない、物が二重に見えるなどの症状をきたすのが特徴です。
前兆がある片頭痛の女性の方は、脳梗塞になりやすいというデータもありますが45歳以上になると、片頭痛をもっていない人と脳梗塞になる率が同じになるということですので、脳梗塞になる率の少ない45歳未満の女性の方が脳梗塞になりやすくても確率は低いと考えてよいでしょう。

脳出血
脳梗塞とおなじように、動脈硬化により血管がもろくなり脳の細い血管が破れて出血する病気です。
出血した血液がたまり塊が血腫(けっしゅ)としてできるのですが、それが大きくなると周囲の血管や神経を圧迫し、頭痛がおきます。脳梗塞とおなじ症状が出現しますが、脳出血で生じる頭痛は、くも膜下出血よりは軽いといわれております。
小さな血管が脳梗塞の後に出血しておこる出血性脳梗塞という病態では、軽度の頭痛をともなうことが多いのですが、これをただの慢性頭痛と思われることもありますので専門医の診断が重要になります。

くも膜下出血
他の脳卒中とことなり、30から40代の若い年齢に多く、女性に多くみられます。
くも膜下出血は脳卒中でも頭痛ともっとも関連がある病気で、見逃してはいけない頭痛の第一となっております。
というのが、発症すると三人に一人は亡くなるといわれ、発症前に予兆として頭痛があることが多いからです。
だから、見逃してはいけないのですが、一般医の診療では予兆をくも膜下出血として疑うことは極めて困難だといわれております。経験したことのない頭痛と数分以内にピークになる激痛がくも膜下出血の特徴ですので、そのような頭痛を経験したときは専門医の診断が重要になります。
脳の表面を走る血管にできたこぶ(動脈瘤)が破裂し、くも膜と脳表をかこむ軟膜のあいだのくも膜下腔に出血します。突然、バットで殴られたような激痛が起こり、頭痛とともに吐き気やおう吐、意識障害がおこり昏倒することがあります。
発作からやや時間をおいて、うなじを中心に首の付け根の部分が硬直してきます(項部硬直こうぶこうちょく)。

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