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伝え方の質を変える「言葉のひげ」の剃り方

古川仁章

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テーマ:ブランディング戦略

こんにちは。株式会社MATSUMURA 代表取締役の古川仁章(とよふみ)です。

先日、社内の安全パトロールを実施していた際、あることに気がつきました。
それは、現場の報告や会話の中に混じる、ある「ノイズ」です。

無意識に出る「言葉のひげ」とは?

皆さんは、話の途中で「え〜」「あの〜」「〜の方(ほう)」といった言葉を何度も口にしていませんか?

これらは専門用語で「言葉のひげ」と呼ばれます。
話している本人は無意識であることが多いのですが、聞き手からすると意外に耳に残り、本当に伝えたい核心の部分がぼやけてしまう原因になります。

同じ5分間の説明でも、この「ひげ」があるかないかで、相手の納得感や信頼感は大きく変わってしまうのです。

製造課長時代に学んだ「伝える」技術

実は私自身も、かつて製造現場の課長を務めていた頃、ある研修でこの「言葉のひげ」について厳しく指導を受けました。

現場叩き上げでキャリアを積んできた私は、当時は勢いで話すことが多く、自分の言葉にどれほど無駄な「ひげ」が生えているか全く気づいていませんでした。
しかし、この概念を知り、自分の話し方を客観的に見直すことで、指示や提案の通り方が劇的に改善されたのを覚えています。

「沈黙」を恐れず、「間」を味方につける

言葉のひげを剃り落とすための最も効果的な方法は、「焦らずに『間』を置くこと」です。

言葉に詰まりそうになったり、次に何を話すか考えたりするとき、私たちはつい「え〜」という音でその空白を埋めてしまいがちです。
しかし、そこをあえてグッと堪えて「黙る」のです。

ほんの一瞬の「間」は、

・聞き手に「次に何を話すのか」という期待感を与える


・話の区切りを明確にし、理解を助ける


・話し手自身が落ち着きを取り戻す

といった大きなメリットをもたらします。

ビジネスの現場こそ、言葉のメンテナンスを

正確なものづくりが求められる現場と同様に、コミュニケーションもまた「正確さ」が重要です。

同じ内容を伝えていても、言葉が整っているだけでプロフェッショナルとしての信頼感は増します。
まずはご自身が、一日に何回「え〜」と言っているか意識するところから始めてみてください。

「言葉のひげ」を整え、皆さんの素晴らしい想いや意見が、よりクリアに相手に届くようになることを願っています。



古川 仁章(ふるかわ とよふみ)
株式会社MATSUMURA 代表取締役。
健康経営アドバイザーとして、社員の健康と働きやすい職場づくりを追求。
地元群馬での地域貢献活動や、経営をRPGのように楽しむ独自の哲学を持つ。

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古川仁章(パイプ加工業)

株式会社MATSUMURA

自動車や建設機械、農機等に欠かせない金属パイプの加工に特化。切断、面取り、パイプと金具の多点・大量ろう付け「炉中ろう付け」などに対応し、水素炉によるステンレスのろう付け生産も可能。

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