文明・構造(思想)編(1-2:この国の異常性)
生活短観
トランプがベネズエラの大統領を軍事作戦の末、逮捕、裁判にかけている。
日本の報道は、
・国際法違反だ!
・中国やロシアに口実を与える!
などという報道が多い。
一方、高橋洋一チャンネル(Tiktok)では、違う見解だ。
・国際法という法典は、厳密にはない。
・法的拘束力も、一部を除きほぼない。
・国際法違反を裁く裁判所もない。
今回のトランプの行動は、
・独裁にあえぐベネズエラ国民を救った
とも言える、とのこと。
あいまいな国際法遵守と独裁下の人命保護とどちらが重いか?
と問えば、当然人命だ。
今の行き過ぎたコンプライアンスには、私は辟易している。
オールドメディアの偏向報道にも辟易している。
SNSは諸刃の剣ながら、
オールドメディアの意見だけでなく、
違う見方、意見を認識できるのはとても有意義だ。
おそらく、これまでも、今も、
我々は多くのことを知らされていない。
2-3 良いドーパミン/悪いドーパミン
― それは善悪ではなく、回路の違い
「良いドーパミン」「悪いドーパミン」という言い方は、
一見すると単純な二元論に見える。
だが、ここで扱っているのは
道徳の話ではない。
ドーパミンそのものに善悪があるのではなく、
どこにつながっているかという回路の話だ。
ドーパミンには二つの使われ方がある
ドーパミンには、本来、
明確に異なる二つの使われ方がある。
探索型のドーパミン
一つは、
まだ分からないことに近づくとき。
・やってみたい
・試したい
・確かめたい
未来に向かって身体が動くとき、
ドーパミンは自然に立ち上がる。
これは、
探索型のドーパミンだ。
このドーパミンは、
・行動を生み
・失敗を許容し
・時間を引き延ばす
報酬は、
結果ではなく過程にある。
承認型のドーパミン
もう一つは、
評価が与えられるとき。
・認められた
・数字が上がった
・比較で勝った
行動の結果ではなく、
他人の反応そのものが刺激になる。
これは、
承認型のドーパミンだ。
このドーパミンは、
・行動を短絡させ
・比較を生み
・時間を切り刻む
刺激は強いが、
持続しない。
現代文明が強化した回路
現代文明が徹底的に強化したのは、
圧倒的に後者だった。
・承認
・数値
・ランキング
・フォロワー
・評価
これらはすべて、
他人の反応を、即時報酬に変換する装置だ。
行動の前に刺激が来る。
未来に向かう前に満たされる。
なぜ人はワクワクしなくなったのか
結果として、多くの人は、
ワクワクしなくなった。
やりたいことが分からない。
面白いと感じる感覚が鈍る。
これは才能の問題ではない。
感性が枯れたわけでもない。
探索型のドーパミンを、
長いあいだ使っていないだけだ。
いわゆる「芸術家脳」の正体
いわゆる「芸術家脳」と呼ばれる人たちは、
特別な才能を持っているわけではない。
彼らはただ、
・評価よりも探索を
・承認よりも好奇心を
ドーパミンの接続先として
選び続けている。
それだけだ。
良い/悪いの正体
だから、
良いドーパミン/悪いドーパミンとは、
善悪の話ではない。
未来につながるか、
今で閉じてしまうか。
その違いにすぎない。
報酬リセットの意味
報酬リセットとは、
承認型のドーパミンを完全に断つことではない。
探索型のドーパミンを、
もう一度、
静かに使い始めることだ。
次は、
ドーパミンと並んで語られる
セロトニンについて整理する。
大好きな炭水化物よ、さようなら!



