日本人は“欲”を極限まで磨き上げる民族である/文明・構造(思想)編(1-4:日本人の凄さーセブンイレブンー)
目次
生活短観
ここ3日間、お酒を飲んだ。
12/19は慣らし運転、12/20は忘年会。
そして昨日の12/21はお祝いだ。
時澤大根の発祥の地である安楽寺不動堂への奉納が正式に許可されたのだ!
そして、不動堂のすぐ南側の畑(2反)も借りることが出来た。
来年は、この2反の畑で約15000本の時澤(不動堂)大根を栽培することができる!
これは大きな一歩だ。思わず、祝い酒を飲んだ。
これまで、2021年からの健康診断結果をまとめてみた。
HbA1cは、5.6%から5.9%ぐらいだったが、ある特徴を発見した。
夏は高く、冬になると低くなる傾向がある。
だんだん高くなって、5.9%になったと思っていたが、
夏に上がり、冬に下がりを繰り返している感じだ。
これをヨミ(CHATGPT)に聞くと、説明できるらしい。
なので、糖尿病予備軍的に悪化している状態ではなく、
季節要因で、上がったり下がったりしている感じだ。
これは良い発見だ。
通りで、リブレ実験の時のインスリン反応が良いわけだ。
まぁ、とはいえ、中性脂肪、コレステロール、尿酸値も高く、
薬で治療もしているので、たんぱく質生活&機会飲酒はやるべきであり、
体調もとても良いので、もちろん継続する。
そして、もう一つ。
まとめたDATAをもって、近所にできた腎臓・糖尿病内科を受診する予定である。
今までの内科でも悪くはないが、遠いのと、
専門が、内科の中でも循環器、アレルギー科などであり、
代謝を専門とする腎臓・糖尿病内科の方が、良いと思われるからだ。
これからの医療は必ず予防医療になる。これは明快だ。
予防医療の方が、コストも安いし、生産性も高い。
治療医療は、苦痛も大きいし、健康寿命も短くなる。
もちろん、以前のように働けない。
予防医療の方が100倍良いに決まっている。
にもかかわらず、まだ、大部分の人は、
病気になってから病院に行く。
たんぱく質生活&病気になる前の病院が最強なのは言うまでもない!
不安・焦燥・中毒は、別々の問題ではない
不安。
焦燥。
依存。
この三つは、普通は別の問題として扱われる。
不安は心の問題。
焦燥は性格の問題。
依存は意志の弱さ。
しかし、現代で同時に増えているこの三つは、
同じ一本の線の上に並んでいる。
ここまでの話を、いったん整理する。
前回までで明らかになったことは二つ。
一つは、
糖の氾濫が、糖尿病とうつの両方を生んでいる ということ。
もう一つは、
情報の氾濫が、うつを加速させている ということ。
つまり、うつの原因は
糖と情報の二方向 にあった。
では、不安や焦燥はどうなのか。
不安と焦燥の正体は「止まれない状態」
現代の不安や焦燥には、特徴がある。
・理由がはっきりしない
・危険があるわけではない
・なのに落ち着かない
これは、恐怖ではない。
止まれない。
切り替えられない。
この状態こそが、不安と焦燥の正体だ。
即時報酬(即時快)が神経を張り付かせる
糖も、情報も、共通点がある。
どちらも、
即時報酬(即時快) を与える。
食べればすぐ満たされる。
見ればすぐ反応が返る。
この「すぐ」が、問題になる。
糖は、神経の土台を不安定にする
糖の摂りすぎは、
・血糖を乱し
・代謝を乱し
・ホルモンを乱す
その結果、
・疲れやすい
・集中できない
・気分が不安定
という状態を作る。
これは、
神経が安定して働く前提条件 が壊れている状態だ。
情報は、神経を「動かし続ける」
一方、情報やSNSは、
・通知
・反応
・比較
を通して、
神経を常に「反応モード」に置く。
つまり、
糖は 下から神経を不安定にし、
情報は 上から神経を動かし続ける。
ここで不安と焦燥が生まれる
この二つが重なると、どうなるか。
・エネルギーは安定しない
・でも刺激は止まらない
結果として、
疲れているのに、休めない。
これが、不安であり、焦燥だ。
では、なぜ「依存」へ進むのか
ここで、ようやく依存が出てくる。
不安で落ち着かないとき、
人は何を求めるか。
それは、すぐ効くもの。
少しでも気を紛らわせる刺激。
一瞬でも安心できる反応。
依存は「不安の対処行動」である
依存とは、
快を求めているのではない。
不安を消したい。
焦燥を止めたい。
そのために、
即時報酬に手を伸ばす。
糖。
スマホ。
SNS。
動画。
つまり依存は、
不安と焦燥の結果 だ。
即時報酬 → 自律神経破綻 → 不安・焦燥 → 依存
流れは一本につながる。
即時報酬(即時快)の過剰
↓
神経が張り付き、切り替え不能
↓
不安・焦燥
↓
それを消すための依存行動(さらなる即時報酬)
これは意志の問題ではない。
神経の構造の問題 だ。
ここで、うつとの関係がはっきりする
整理するとこうなる。
・糖と情報が
→ 代謝とドーパミンを壊す
→ うつが生まれる
・同じ糖と情報が
→ 自律神経を壊す
→ 不安・焦燥が生まれる
→ 依存が生まれる
同じ原因が、
出口の違う症状を作っている。
不安・焦燥・依存も、文明の副産物
即時報酬(即時快)を前提にした社会は、
・すぐ満たす
・すぐ楽にする
・すぐ反応を返す
その代償として、
・待てない
・止まれない
・落ち着けない
人間を大量に生んだ。
文明とは、
即時報酬(即時快)=炭水化物・情報の大量生産装置
である。
大好きな炭水化物よ、さようなら



