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お菓子・炭水化物を“積み重ねない体”に変える。そのための唯一の解決策とは?代謝・生活(実践編)68日目(2025/12/7)

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム


生活短観

明日は上野に第九を聞きに行く。
これはチートデイでもある。お酒も飲む。
新幹線で飲みながら行くが、これまでのようにキオスクで、つまみを買えない。
キオスクには、ほとんどたんぱく質がない、有っても高いし量が少ない。
なので、事前にツルヤ(お気に入りの高級スーパー)で揃えた。
そして、一部は家で料理してタッパーで持っていく。

ここまでするようになった。変われば変わるものだ。

ブログも、もう全部で70回くらい書いた。
ブログはオワコンかと思っていたが、全然そんなことはない。
やりようによっては、すごいエンジンになることが分かった。
これは楽しい!
MBPやってよかった!(上毛新聞よ、ありがとう!)

ここまでの話のまとめはシンプルだ。
欲は暴走し、血糖が乱れ、脂質が変形し、
三大疾病へ一直線である


夜に甘いものが止まらない理由。
女性が甘いものをやめられない理由。
血糖・LDL・HDL・中性脂肪・尿酸の構造。
動脈硬化から心筋梗塞・脳梗塞・癌までの一本道。

全部つながっていた。

人の意思の問題ではない。
構造の問題である。

だからこそ、毎日の“お菓子・ポテチ
美味しい白米”の積み重ねを減らしたい。
ただし「ゼロ」にする必要はない


完全にやめる必要はない。
やめられないのは正常である。
脳がそう設計されているからだ。

問題は 「積み重ね」 にある。

今日のお菓子1回ではなく、
365回後の未来に何が起きているか である。

そして今日からできるのは「量を減らすこと」だ。

減らすとは何か?
もちろん炭水化物(C)を減らす。
しかし、その分を、
P(たんぱく質)を増やすのは高価、
F(脂質)を増やすと太る。
では何で腹を満たす?


PFCバランスで考えると、
「Cを減らす」のは正しい。

だが代わりに「P(肉・魚)を増やす」のは金がかかる。
現実問題として継続が難しい。

では「F(油)を増やせばいいか?」
答えはNOである。
脂質はカロリー密度が高く、太りやすい。

つまり普通の人間はこう言うしかない。

「じゃあ、何を食べればいいのだ?」

ここで救いが登場する。

唯一の“腹を満たせるコスパ食品”。
それが野菜、大豆、こんにゃくである


結論から言うとこうだ。

腹を満たし、血糖を上げず、代謝を壊さず、
しかも安くて継続できる食品は“野菜と大豆とこんにゃくしかない”。

これだけだ。

野菜と大豆とこんにゃくがなぜ救世主なのか?
理由は明確である。

● 血糖を急上昇させない
● 食物繊維で“糖の吸収速度”を落とす
● 腸の炎症を抑える
● 満腹感が長く続く
● カロリーが低い
● 毎日食べても太らない
● コスパが最強
● 大豆はたんぱく質枠(P)も補える

結果として、
お菓子・ポテチ・白米の“ドカ食いモード”に入りにくくなる。

つまり、

「甘いものをやめる」のではなく
「甘いものが入らない食生活を作る」
その唯一の方法が、野菜+大豆+こんにゃくである。
もちろん、甘いものは別腹だけどね。わかる)

これは我慢論ではなく、
構造を利用した戦略である。

今日の結論:お菓子も白米もゼロにしなくていい。
だが“量を減らす”には、野菜と大豆とこんにゃくしか道はない


人間はこういう生き物である。

甘いものは欲しくなる。
夜は食欲が暴走する。
炭水化物は美味しい。
ポテチは永久機関のように食べられる。

これは正しい。
あなたが悪いのではない。
脳と代謝の構造がそう出来ている。

しかし、
未来の病気は“積み重ね”の先端にある。

だから今日からできることは、
ゼロではなく、“量を減らす”こと。

そしてそのために最も現実的で、
最も効果があり、
最も続けやすいのが——

野菜と大豆とこんにゃくで腹を満たすことだ。
これしかない。
やはりそうかと落胆した方、ごめんなさい!!!)

大好きな炭水化物よ、さようなら!

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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