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生活・代謝(実践編)62日目(2025/12/1)夜に甘いものが止まらない理由は“意志の弱さ”ではなく脳の燃料切れだった

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

甘いものが食べたい!


たんぱく質生活も62日目。
機会飲酒も続いているが、すでに慣れた。
お酒の欲は確実に落ちた。
ただし──

甘いものだけは、まだ強い。

SNS、コンビニ、スーパー、外食…
現代人は一日中「甘いものの快」を見せつけられているのだから当然だ。

それでもなお、
たんぱく質生活&機会飲酒は圧倒的に快適だ。

昨日(11/30)のリブレの24時間データがこれだ。

リブレData 202511030

血糖は完全にフラット。
スパイクゼロ。
医者なら必ず褒めるレベル。

こういう日を積み重ねると、
寝ている間に脳と身体が“完全修復”され、
朝の爽快感が異次元になる。

この爽快感を知ってしまうと、
もう「ドカ食い」「深酒」の魅力は完全に消えていく。
これが“報酬リセット”だ。

今日の悩み:夜だけ甘いものが止まらない


昼は我慢できる。
朝も平気。
なのに──

夜だけ暴走する。

これは全員が同じ。
だが、多くの人が誤解している。

「自分の意志が弱いからだ」

違う。
意志ではなく“脳の燃料”の問題だ。

夜に甘いものが止まらない3つの代謝メカニズム


① 脳は“糖しか”燃やせない

筋肉・肝臓・脂肪は脂肪酸も燃やせるが、
脳はほぼ100%「血糖のみ」。

夕方に血糖が下がると、脳は強烈にこう叫ぶ。

「糖を寄こせ!!!」

② 夕方〜夜は“血糖が最も低くなる時間帯”

これは異常ではなく正常反応。
一日の活動で脳も身体も燃料を使い切るからだ。

③ 夕食で血糖が上がる → その後に急降下する
特に、

白米
パン

ビール
揚げ物+炭水化物

これで血糖が一度ガッと上がり、
そこから一気に落ちる。
この“落ちる瞬間”に脳が糖を激しく要求する。

→ これが“夜だけ暴走”の正体。

夜の甘いもの欲を止める3つの代謝テクニック


① 夕食の最初に「たんぱく質」

胃の出口を塞ぐイメージ。

ゆで卵×1–2
厚揚げ×1
鶏むね or 豚肉(手のひら1枚)

これだけで血糖カーブが丸くなる。

② メインは「しらたき・野菜鍋」

これは本当に最強。

しらたき200〜300g
野菜たっぷり
きのこ
豆腐・厚揚げ

→ 血糖はほぼ動かない。
→ 膵臓を休ませる。
→ 夜の“燃料切れ”も起きにくくなる。

③ どうしても食べたい時の代替案

甘いものではなく、

ナッツ
ゆで卵
チーズ
納豆+大根おろし

これで十分しのげる。

今日の実践記録(12/1)


今日はしらたき鍋が最高。
さらに鶏むね肉を生姜醤油で揉んで軽く焼くと最高の満足感。

血糖は安定。
夜の甘いもの欲も弱い。

この状態こそ、たんぱく質生活の“最大の成果”の一つ。

今日の結論


夜に甘いものが止まらないのは、
あなたの意志の弱さではない。

夕食後の血糖急降下を、
燃料切れの脳が補おうとしているだけ。

構造を変えれば、
夜の暴走は確実に止められる。

そして──
夜に甘いものが止まらない理由は“意志の弱さ”ではなく構造

構造を変えれば、欲は不思議と消えていく。

大好きな炭水化物よ、さようなら!

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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