糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」51日目(2025/11/20)
代謝・生活(実践編)として再スタート
ブログを二つに分けて、今日は「代謝・生活(実践編)」の初日です。
とはいえ、たんぱく質生活の続きなので、日数は継続し60日目です。
これまでは、糖尿病や私がやった報酬リセット理論の基礎を体系的に書きました。
今日からは、いろんな実験や情報を皆様と共有するコラムになります。
初日の今日は、何と言っても、「フリースタイルリブレ2」です。
おそらくほとんどの人は知らないと思いますし、私も最近知りました。
全員が装着する必要はありませんが、とても興味深く、役に立つ機器です!
フリースタイルリブレ2は「血糖値を見る装置」ではなく「脳の教育装置」だった
今日のテーマ:リブレの“正体”
フリースタイルリブレ2(以下、リブレ)は、糖尿病患者用の常時血糖値測定器だ。
身体に装着すると、常に自分の現在の血糖値をスマホなどで見ることが出来る
起きた時、朝ごはんを食べた後、おやつを食べた後、コーラを飲んだ後、寝る前にラーメンを食べてしまった後など、血糖値が今、いくつなのか、分かってしまう。
しかも、それがデータとして保存され、自分はもとより、主治医も見ることが出来る。
つまり、もう、言い訳ができない、という機器だ。
そして、よく、私あまり食べてないのに痩せない!血糖値が下がらない!
と言っている人の生活が、嘘イツワリなく、暴かれてしまう。
実際に、本気であまり食べていないと思っていたとしても、
データを見れば一目瞭然だ。ここでなんか食べたでしょ!と。
これは、私が試しにアイスクリーム食べたときの血糖値。
そう、
リブレは医療機器であるだけでなく、
脳の誤認を正す“教育デバイス”である。
リブレの本質は「視覚化による強制学習」
脳は、
感覚
思い込み
勘
無自覚の習慣
こうした曖昧な情報はすべて“自分寄り”に解釈する。
だが、視覚化された事実(血糖曲線)には逆らえない。
これは脳科学の学習則そのもの。
その結果、あまり食べてないのにが、即座に消える。
そして、さらに事実が感覚を“上書き”する
「これくらいなら大丈夫」→血糖値230
「おにぎり弁当だけ」→まさかの血糖値250越え
「焼酎はそんなに悪くない?」→つまみで血糖値爆上がり
「100%オレンジジュース」→こんなに血糖値上がるの?
感覚は全部嘘だった。
リブレがそれを否定した。
変わったのは“食事”ではなく“快の優先順位”
意志で生活が変わったわけではない。
リブレの数字が上がるのが怖くなる。
リブレの数字=膵臓や血管の悲鳴に聞こえる。
その結果、、
・いきなりラーメン単体 → 「怖い」
・野菜炒め→チャーシュー→ラーメン+散歩 → 「合理的範囲」
(もちろん、もう無料ライスは頼まない)
・お菓子・ジュース → 「割に合わない」だったら、刺身や肉の方がいい。
・鍋+しらたき → 「うまい・腹持ち・安全の三拍子」
つまり、
本人の意思ではなく、数値が脳の報酬構造を上書きした。
これが“報酬リセット”の本丸。
リブレなしの生活はスピードメーターのない自動車
これは非常に危険。
なぜなら、人間は必ず
「自分の感覚が正しい」と思い込む。そして「スピードに慣れる」
だが、
感覚は誤認する
記憶は改ざんされる
都合よく忘れる
脳は快の情報だけ保存する
例外が例外でなくなる
だから、遺伝のあるほとんどの人が糖尿病になってしまう。
だって、100%りんごジュースは健康そうにみえるからね!
リブレはその“誤認構造”を破壊した。
今日の結論:リブレは「脳の再教育デバイス」である
60日目にして確信した。
リブレの価値は血糖管理ではなく“脳の矯正”にある。
食事が変わる
飲酒パターンが変わる
間食の価値が変わる
食べ方の順番が変わる
食後の過ごし方が変わる
つまり、行動が変わる
全部、意志ではなく、
報酬リセット=脳の仕様変更の結果である。
これは糖尿病だけでなく、
“現代文明の欲と快の問題”そのものと直結している。
大好きな炭水化物よ、さようなら!



