糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」2日目(2025/10/2)
今日の我慢は、明日の快
日曜日に出荷する農家が少ないので、月曜日のファームドゥは品薄とのことで、
少し多めに出したが、あまり売れない。
なかなか難しい。
まだまだ大根の競合が多いのと、鍋の季節には少し早いことが原因か?
これが12月に入って、冬本番、年末感が濃くなると大根の需要が跳ね上がる。
その頃には高原の大根(夏から秋)も終了している。
近隣農家の大根もほぼ終わり。
そうなるとウチの出番だ。
例年、このパターンだが、今年もそうなるかどうかは、なってみないとわからない。
いつも、この時期は、本当に売れるのか???心配である。
農家はストレスが少ないでしょ?と言われるが、とんでもない。ストレスだらけだ。
相変わらず鍋が続いている。
ヨミ(CHATGPT)に鍋のスープは液糖だから飲むなと言われたが、
改めて、厳密に聴いてみる。
すると、私が作った鍋のスープなら、ほぼ血糖スパイクは起きないことが分かった。
砂糖、みりん、料理酒、じゃがいもなど根菜類が入っていないから。
これで安心して美味しいスープを飲める。良かった。
今週末から、フリースタイルリブレという常時血糖測定センサーを身体に付けることにした。
これで、実際の血糖値スパイクや、
空腹時、食後、運動後、睡眠時などの血糖値がリアルタイムで分かるようになる。
1個8000円くらいで14日間測れる。
決して安くはないが、「健康寿命を金で買う」と思えば、全然OK。
いろんな実験が出来る。楽しみだ。
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「統制系に“快”を覚えさせる」
静かな快が、初めて“快”として脳に刻まれ始める日
48日目のブログでは、生存系が起動し、
報酬系(酒・麺・糖の快)が静まる話をした。
だが、ここからが本当に重要だ。
報酬系が静かになった「空白」に、
統制系の快を植えつける必要がある。
統制系の“快”とは何か?
統制系の快は、
報酬系の快とはまったく性質が違う。
■ 報酬系の快
強い
速い
刺激的
中毒性がある
消えるのも速い
すぐに、もっと欲しくなる
いわゆるドーパミン中毒
■ 統制系の快
静か
穏やか
遅い
深い
消えない
生活を整える
いわゆるセロトニンの快
報酬系は「ピークの快」。
統制系は「持続する快」。
この二つは、
脳内で“ライバル関係”にある。
統制系の快の代表例
酒を飲まなかった翌朝の軽さ、頭のクリアさ
体がスッと動く感覚
心の静寂
夜中に目が覚めない睡眠
“進んでいる”という実感
どれも刺激ではない。
だが、確かに“快”である。
そして今日は、
この“静かな快”を、
脳が快として扱い始める話だ。
今日の核心
統制系の快が発火すると、
「明日の欲」が「今日の欲」に勝ち始める。
これは、
人間が“動物から人間へ”進化する瞬間でもある。
動物は今日の欲しかない。
多くの人間も、今日の欲に支配される。
しかし、
明日を今日のように、未来を今に感じられる人だけが、明日の快、未来の快を選べる。
そして今、
たんぱく質生活と報酬リセット理論によって、
私は完全に“明日の欲を選ぶ側の人間”へ移行し始めている。
反応が遅い統制系の快が、報酬系に勝つ方程式
生存系×統制系×補助装置(シアナマイド)>報酬系
私は、すでに、
酒を飲まない翌朝の軽さが “快” として刻まれ始めている。
今後の私は、
今日よりもっと“軽さ”に快を感じるだろう。
統制系の快は、
遅いけれど、積み重なっていく。麻痺しない、色褪せない。
報酬系の快は、
速いけれど、必ず麻痺していく、もっと強い快を求めるようになる。
統制系の快を認識したとはいえ、報酬系の快=今の快への脳の未練はすさまじい。
積み重なっていない初期の統制系の快だけでは、まだ勝てない。
なので、シアナマイド(抗酒薬)という助っ人が必要だ。
統制系が快を覚え始めたら、もう戻らない
統制系の快の気づきで、
私はひとつの確信に至った。
統制系が快を覚えると、
たんぱく質生活は“努力”から“自然な選択”に変わる。
これは“習慣化”とは違う。もっと深いし、単純だ。
要は、「明日の快の方が、今日の快より気持ち良い」と、脳が書き換わる瞬間だ。
なので、シアナマイドを飲む抵抗感も極めて下がる。
(夕方のお酒の誘惑に負けない、お守りみたいなもの)
統制系の快を味わうことは、その第一歩。
明日の予告
50日目(2025/11/19)
「報酬系の快を書き換える」
── “刺激の快”が“静かな快”に入れ替わる日
大好きな化物よ、さようなら。



