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嶋﨑剛志プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」38日目(2025/11/7)

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

「空腹は、体のメンテナンス時間」


今日11/7は「立冬」。ついに冬になりました。
早いもので、ほんとにこないだまでの猛暑が嘘のよう。
身体も頭もついていけない。

こないだから、毎日鍋が続いてます。
身体的には相当良いと思う。ほとんど野菜とたんぱく質だからね。
さすがに、体重も減ってきた。
力もまぁまぁ入るようになり、食べても食べても空腹ということもなくなった。
むしろ、あまり食べなくなった。
あまりお腹も空かないし、食べるとすぐに満腹になる気がする。
もう少しで切り替わるのかなぁ。
それにしても、以前の私の食事は恐ろしい。
よくあんな食生活ができたものだと、つくづく思う。
深夜のラーメンとか、昼のカップラーメン(ごっつ盛り)におにぎりとか、、、恐ろしい。

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空腹は身体のメンテナンス時間


お腹が鳴る。
以前なら「何か食べよう」と思ったけれど、
今はその音が、どこか心地いい。

それは、「体が働き始めた音」だと知っているから。

人間の体は、
食べているときよりも、食べていないときに修復される。
食後は、消化・吸収・インスリン分泌など、
全身が“稼働中”で、修理どころではない。

でも、食べ物が入ってこない時間――
つまり空腹時間こそ、
体は内部の点検を始める。

このとき働くのが、
「オートファジー(自食作用)」と呼ばれるシステムだ。

オートファジー


オートファジーとは、
古くなった細胞や壊れかけたタンパク質を分解し、
再利用する“体内のリサイクル工場”。
これが動き出すのは、
食後12時間〜16時間ほど経ったあたりからだと言われている。

つまり、
“何もしていない時間”が、
実は体にとって最も生産的な時間なのだ。

空腹になると、
肝臓はグリコーゲンを分解して糖を供給し、
脂肪は分解されてケトン体を生み出す。
それを脳や筋肉が燃料に使う。

この“代謝の循環”が回ると、
血糖値は安定し、
頭は冴え、体が軽くなる。

空腹とは、単なる我慢ではない。
代謝システムの再起動。
私たちは、食べているときだけでなく、
食べていない時間にも生きている。

自分を整える時間


むしろ、食べない時間こそ、
“体が自分を整える時間”なのだ。

食べることは「入力」。
空腹は「整流」。
両方あって、ようやく体は完成する。

明日は、このリズムのもう一つの柱――
**「睡眠不足が血糖に悪い理由」**を見てみよう。
身体を休める時間が減ると、
脳の報酬系がどう暴走するのか。
そこに、糖尿病文明の本質が隠れている。

大好きな炭水化物よ、さようなら!

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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