糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」18日目(2025/10/18)
第4章 時間・リズムと血糖
夜遅く食べると、なぜ血糖値が上がるのか?
昨日は二日酔いの影響が一日中残った。今までなら、昼からは元気になったのだが。。。
これは加齢によるものと、たんぱく質生活により代謝モードが切り替わりつつあること、
の二つが原因らしい。
昨日のように身体が辛いなら、もう、お酒も旨いとは思えなくなる。
(これが脳の報酬の書き換えらしい。これは後日詳しく記載します)
今朝も鍋。
厚揚げに含まれる炭水化物だけでとりあえず満足。
今日は朝から仕事が出来そうだ。
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夜食が膵臓を痛めつける
夜の9時。
一日を終えて、ほっとする時間。
つい、何か食べたくなる。
「少しだけならいいだろう」――
この“少し”が、実は膵臓にとって最も負担の大きい一口なのだ。
人間の体には、「体内時計(サーカディアンリズム)」がある。
朝は交感神経が優位になり、エネルギーを燃やすモード。
夜は副交感神経が優位になり、修復・休息モード。
つまり、夜の体はもう“片付け中”なのだ。
そこへ食べ物が入ってくると、
肝臓も膵臓も、「え、今から?」と慌てて働き始める。
夜はインスリンの効き目が弱い
しかも夜は、インスリンの働きが鈍くなる。
ホルモン「メラトニン」が分泌され始め、
体は眠りの準備をしている。
このときに食事をすると、
インスリン感度が低下し、
血糖が下がりにくくなる。
同じごはんでも、
昼に食べれば血糖値はゆるやかに上がり、
夜に食べればスパイク(急上昇)し、なかなか下がらないー―。
これが、時間による代謝の落差だ。
夜は糖をあまり使わない
さらに、夜の糖は使われにくい。
活動量が少ないため、筋肉が燃やしてくれず、
余った糖が脂肪に回る。
寝る前の「その一口が豚になる」だ。
だから私は、
夜は“終業時間”を決めるようにしている。
どんなに遅くても夜8時まで。
それ以降は、白湯かほうじ茶だけにする。
代謝リズムの再生
最初の頃は空腹がつらかったけれど、
いまでは、体がそのリズムを覚えた。
翌朝の目覚めが軽くなり、
昼食後の眠気もなくなった。
糖を減らすだけではなく、
時間で整える。
それが「代謝リズム」の再生だ。
人間の体は、
“何を食べるか”も大事だが、“いつ食べるか”で動いている。
食事とは、単なる栄養摂取ではなく、
体内時計への「指令」なのだ。
今日も、夜は早めに終業。
膵臓に「お疲れさま」と声をかけて、
一日のスイッチを切ろう。
大好きな炭水化物よ、さようなら!



