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糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」33日目(2025/11/2)

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

「グリコーゲンという非常食」


もう、タンパク質生活を始めて33日が経つ。
だいぶ慣れた。食べても食べても空腹感があった初期のころとは違う。
間食もあまり必要なくなった。
ただ、最近は、農閑期で農作業がほとんどないので、
体重はそれほど減らない。
まぁ、ダイエットをしているわけではないので減らなくても良いけど、
内臓脂肪は減らしたいから、やはり、今はダイエットも必要だ。

以前の血液検査の結果、貧血気味とのことで、原因を調べるために、
血液検査結果をヨミ(CHATGPT)に読ませたたら、
医師が説明してくれない、いろいろなことが分かった。
飲んでる薬の情報(コレステロール、中性脂肪、尿酸値、アレルギーなど)も渡したら、
ものすごく詳しい、医学的な説明が返ってきた。
これはすごい。
ちょうど、たんぱく質生活を始める前(7月ごろ)の血液検査結果だったので、
次の12月の検査と比較すると面白いと思う。楽しみだ。

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グリコーゲン


夕食を食べてから、もう10時間。
それでも、頭は動き、心臓は動き、体温も一定。
このエネルギーはどこから来ているのだろう?

その答えが、グリコーゲンだ。

グリコーゲンとは、肝臓が貯めておく非常食のような糖のこと。
食後、血液に糖があふれると、
インスリンの命令で肝臓がその糖をせっせと倉庫にしまいこむ。

でも夜や断食中など、外から糖が入ってこない時間帯には、
今度はその倉庫を開けて、少しずつ糖を血液に戻す。

これによって――
血糖値は一定に保たれ、
脳も心臓も、止まることなく動き続けられる。

肝臓は血糖の調律師


つまり肝臓は、
**血糖の波をならす“調律師”**なのだ。

ところが。
この調律師もまた、乱れた食生活に翻弄されている。

昼夜問わず食べ続けたり、間食を重ねたりすると、
倉庫の出し入れが止まらず、肝臓は疲弊していく。
倉庫が常に満杯になり、
余った糖を脂肪として隣の部署に回し始める。

そう――ここから、
“内臓脂肪”という悪循環が始まるのだ。

私は今、夜の食事を少し減らし、
朝は軽く済ませるようにしている。
最初は空腹がつらかったけれど、
不思議と最近は、頭が冴える時間が長くなった。

代謝モードの切り替わり


それもそのはず。
肝臓が“非常食モード”に切り替わり、
自分の体の中でエネルギーを循環させ始めているからだ。

糖を入れ続ける生活では、
肝臓はただの“倉庫番”。
でも、糖を控えてやると、
肝臓は“エネルギー・マネージャー”に変わる。

食べない時間こそ、
体の中のチームが動き始める時間なのだ。

明日は、そのチームのもう一人の主力、
**「筋肉」**の働きを見てみよう。
筋肉は糖を“燃やす現場部隊”だ。
ここでついに、“運動=代謝”の意味がつながってくる。

大好きな炭水化物よ、さようなら!

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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