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糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」30日目(2025/10/30)

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

すい臓が疲れるとどうなる?


昨日、介護専門の設備業者が家に来てくれて、手すりなどを設置してくれた。
当初のイメージとしては、電ドラで、壁に手すりを打ち付けるのかと思っていたが、
全然違う。突っ張り棒だ。これなら、ほぼどこにでも付けられる、手軽、簡単、安価。
そして、なんといっても、場所の変更や撤去が簡単。あとも残らない。
これは素晴らしいと感動した。私もこの業者をやろうか?と思ってしまった。
介護保険の業者になるのは難しいのかな?

手すり自体は簡単だし技術は不要なので、
手すり設置業者に必要な要件は、「爽やかさ」、「傾聴」、「理解力」、「フットワーク」だ。
今回来てくれたのは若い男性だが、上記の要件を完備した素晴らしい人だった。

実家で母に糖尿病について説明している。
たんぱく質生活の中身も説明し、目の前で実践している。
不思議と間食がなくなった。
これも何かの変化だ。ヨミ(CHATGPT)に聞いてみよう。

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すい臓は血糖コントロール工場


糖を食べるたびに、体の中ではインスリンというホルモンが働いてくれている。
このインスリンを作っているのが**すい臓(膵臓)の中のβ細胞(ベータ細胞)**だ。
つまり、すい臓は体の中の「血糖コントロール工場」。

私たちがご飯を食べると、血糖値が上がる。
すると、β細胞が「インスリンを出せ!」という信号を受けて、
急いで分泌を始める。
食事のたびに、朝昼晩、そして間食のたびに。
まるで一日中、注文を受け続ける厨房のようだ。

最初のうちは元気に動く。
でも、毎日、何年も続くと――
そのβ細胞たちはだんだん疲れてくる。

β細胞の疲労のメカニズム


インスリンは、血糖を下げるための唯一のホルモン。
そのため、糖を摂れば摂るほど、β細胞の出番が増える。
一度に大量の糖が入ってくる(=血糖値スパイク)たびに、
β細胞はフル回転でインスリンを分泌する。

それが何年も続くと、
細胞が炎症を起こし、酸化ストレス(=活性酸素)で傷ついていく。
やがて、「命令があっても反応できない」「量が作れない」という状態になる。
これがすい臓の疲弊、つまりβ細胞の限界だ。

すい臓が疲れるとどうなるか


最初は、インスリンが少し遅れて出るようになる。
次に、出す量が減る。
やがて、食後の血糖値が下がらなくなる。

この時点で血糖値はゆっくり上がり、
HbA1c(ヘモグロビンA1c)も上昇してくる。
本人はまだ自覚がない。
だが、この時点で体の中ではすでに、
血管・神経・臓器に小さな酸化ダメージが積み重なっている。

そして、β細胞の分泌力が半分以下になると――
いよいよ「糖尿病」と診断される。

β細胞は一度壊れると戻らない?


悲しいけれど、β細胞は再生が難しい。
一度死んでしまうと、もとの数には戻らない。
だからこそ、「壊れる前に守る」しかない。

守る方法はシンプルだ。
① 糖の摂取を減らす(β細胞の仕事量を減らす)
② スパイクを起こさない(過剰な出動を防ぐ)
③ 運動で糖を筋肉に使わせる(インスリンの代わりを作る)

この3つが、β細胞を守る最良の方法だ。

糖尿病の始まりは「すい臓の悲鳴」


糖尿病とは、すい臓がもうインスリンを出せなくなった状態。
つまり、糖の問題ではなく、ホルモン工場の過労死なのだ。

食べ過ぎや飲みすぎは、単なる生活習慣ではなく、
毎日すい臓に「無理な残業」を強いているようなもの。
そしてある日、β細胞は静かにダウンする。

結論:糖尿病は、すい臓に“休み”を与えられるかどうか


糖尿病を防ぐとは、
食を減らすことでも、薬を飲むことでもない。
すい臓に休日を与えることだ。

糖を少なく、スパイクを小さく、
インスリンを出させすぎない生活。
それが、β細胞を守り、未来の健康を守る唯一の道。

大好きな炭水化物よ、さようなら!

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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