糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」33日目(2025/11/2)
なぜストレスや睡眠不足で血糖値が上がるの?
今日も雨。大根、春菊の収穫もまだなので、ゆっくりする。
一年のうちで最も余裕がある期間だ。
父が今週退院してくる。一応、トイレには歩いて行けるようだが、介助が必要。
母も高齢だから、老老介護になる。これから毎週実家に帰ることになる。
これもまた次のステップへの糧になるだろう。誠実に、正面から取り組もう。
厚揚げが主食の生活にも慣れてきた。
暴飲暴食したいとも思わない。
TIKTOKで食テロの動画見て満足している。
ああいう食事をしていると、すごい血糖スパイクだろうなと、想像してしまう。
是非、彼らの血糖値の変化や健康診断記録を見てみたい。
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ストレスと睡眠不足でも血糖値があがる!?
糖尿病というと、「食べすぎ」「運動不足」が原因だと思われがちだけど、
実はもうひとつの大きな要因がある。
それが「ストレス」と「睡眠不足」だ。
ストレスと血糖値
まず、なぜストレスで血糖値が上がるのか?
実はこれは、体の“防御反応”なんだ。
ストレスを感じると、脳が「敵が来た!」と判断する。
すると、副腎という臓器から「アドレナリン」や「コルチゾール」といったホルモンが出る。
これらは“闘うためのホルモン”で、体にこう命令する。
「今すぐエネルギーを出せ!」
すると、肝臓がグリコーゲンを分解して、糖を血液中に放出する。
つまり、戦うために血糖値を上げるのだ。
これは本来、短時間だけ起こる反応。
ところが、現代のストレスは“長引く”。
仕事、人間関係、プレッシャー。
これらが続くと、体はずっと「戦闘モード」になり、血糖値も上がりっぱなしになる。
つまり、ストレスとは“見えない砂糖水”のようなものだ。
甘くはないけど、確実に血糖値を上げる。
睡眠不足と血糖値
そして、もうひとつが「睡眠不足」。
寝不足になると、体のホルモンバランスが崩れる。
特に、インスリンの効きが悪くなり、糖の処理がスムーズにいかなくなる。
さらに、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減り、
逆に食欲を増やすホルモン(グレリン)が増える。
その結果、「甘いものが食べたい」「ラーメンが食べたい」という欲求が強くなる。
つまり、寝不足の体は“糖を処理できない上に、糖を欲しがる”という最悪の状態になる。
糖尿病対策は「休む力」
だから、糖尿病対策で大事なのは、
食事や運動だけじゃなく、「休む力」だ。
脳を落ち着かせ、体を回復させる時間を持つこと。
それだけで、血糖値は確実に下がる方向に向かう。
私も昔の仕事では、夜遅くまで同僚と酒を飲んでいた。
もちろんストレスもあったと思う。
今思えば、それらが血糖値を上げる最強トリオ(寝不足、ストレス、酒)だった。
しかも、そのあと、ラーメンを食べることもしばしば。
トリオどころか、カルテッドだ。最低!!!
糖を減らすことも、筋肉を増やすことも大切だけど、
“ストレスを減らす”と“眠る”は、もっと根っこの部分にある。
インスリンが働くのは、リラックスした体の中だ。
大好きな炭水化物よ、さようなら!



