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糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」18日目(2025/10/18)

嶋﨑剛志

嶋﨑剛志

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

糖で動く体と、脂肪で動く体のちがい


たんぱく質生活を始めて2週間ちょっと。
ようやく体が“変わりはじめている”のがわかる。
とにかく、朝が軽い。爽やかな目覚め!
そして、意欲が違う。
二日酔いの朝に限らず、晩酌した翌朝は、ネガティブな意識。
やらない方向にどうすれば出来るかを考えてしまう。
でも、今は、意欲が漲る。いろんなアイディアが浮かぶ。

腹の減り方も、食後、眠くなるタイミングも、前とはまるで違う。
同じ自分なのに、まるで別の燃料で動いている感じ。
でも、まだすぐ腹が減るし、燃料切れ感は強いけどね。

ヨミが以下のように解説してくれた。

糖で動く体は、ジェットコースター


前の私は、典型的な“糖で動く体”だった。
白米、麺、ビールなど。
完全に「糖ドーピング生活」。

糖(ブドウ糖)はすぐ燃える。
でも、その後にインスリンが出て、血糖値が急降下する。
いわゆる血糖値スパイクだ。

血糖値が上がって、すぐ下がる。
この“下がる時”に、強烈な眠気やだるさがくる。
昼ごはんのあと、仕事中に眠くなってたのは、
実は「満腹」じゃなくて、「軽い低血糖」だった。

これ、まさにジェットコースター。
糖を入れると、一気にエネルギーが出るけど、
すぐ切れて、また糖を欲しがる。
で、また上がって下がってを繰り返す。

脂肪で動く体は、薪ストーブ


今の私は、「脂肪で動く体」に切り替わりつつある。
糖を減らすと、体は脂肪を燃やすようになる。
このとき大活躍するのが「ミトコンドリア」。

ミトコンドリアは細胞の中にある“エンジン”みたいな存在で、
脂肪を燃やして、エネルギー(ATP)をつくる。

脂肪はゆっくり燃える。
でも、一度燃え始めると長く続く。
だから、血糖値が安定して、スパイクも起こらない。
眠気やイライラもなく、集中力が続く。

たとえるなら、糖は“ガスコンロ”、脂肪は“薪ストーブ”。
糖は一気にボッと燃えるけど、すぐ消える。
脂肪はじっくり燃えて、ずっと温かい。

ミトコンドリアの出番


糖を使ってるときも、ミトコンドリアは働いてる。
でも、前半の「解糖系」はミトコンドリアの外(細胞の外側)で行われる。
つまり、糖生活のときは、ミトコンドリアが半分サボってる状態。

一方、脂肪を使うようになると、
最初からミトコンドリアの中で「β酸化」っていう燃焼が始まる。
つまり、脂肪生活になると、ミトコンドリアがフル稼働する。

体の中のエンジン(ミトコンドリア)が、やっと本気を出し始める感じだ。
たぶん、ここからが本当の「代謝の再設計」なんだと思う。

最初は「たんぱく質生活=我慢」だと思ってたけど、
どうやら“我慢”じゃなくて“構造の違い”みたいだ。
糖を減らすことで、エンジンの仕組みと燃料が変わるらしい。

大好きな炭水化物よ、さようなら!

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嶋﨑剛志
専門家

嶋﨑剛志(農業法人)

農業法人株式会社こうづけの里

色・形良く、艶・張りもある美しくおいしい野菜を育てるため、微生物、有機肥料、化成肥料、農薬など、あらゆる手法を適切に使用。低コストで価値ある野菜を顧客に届け、農業と地方の再生、事業継承にも取り組みます

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