結婚式のブーケと花束
当店の特徴1.
生花の保存加工の専門店としてㇷ゚リザーブド加工、シリカゲルを使ったドライ加工(これをレカン加工といいます)
押し花と3つの技法でほぼどんなお花を持ってきていただいても加工できます。
それは3つの技法で適している加工方法を選んでできるからです。
例えば赤いバラをレカン加工や押し花加工にすると花びらにアントシアニンという色素が含まれているので黒ずんでしまいせっかくの赤いバラの風合いが変わってしまいます。それでㇷ゚リザーブド加工をお薦めしています。
108本の赤いバラを敷き詰めるご注文では、お花屋さんが全部同じ大きさのバラを108本用意は出来ないようで大小さまざまなバラが花束にしてあります。私は持って来られた花束をそのまま下処理をしてお花を小さくしたりしませんので、大変な作業になります。さらにそれを敷き詰めるには隙間を作らないように大小のバラをパズルのようにこれをあっちにあれをこっちにと位置を決めていきます。そして完成させます。もしレカン加工を選択したらそんなにお花に触って動かしたらひび割れてしまいます。押し花加工は黒ずんでもよいと確認をしてお作りしたことはあります。規定の額に108本入れるには入りきらないので、でも108本必ずお入れしないといけないと重ねてデザインしました。とても喜んでいただけました。
花に適した選択をすればどの加工もとてもきれいな仕上がりになります。
ㇷ゚リザーブド加工は半年しか持たない、湿気に弱くすぐに色落ちする、しわしわの仕上がりになると書いてあるところもあるようですが当店の液は、花びらの繊維の奥まで染み込むので元の形のままです。絵具のように色を混ぜ合わせて限りなく元の色に近づける技術を習得しています。
単色にしかできないのは確かですが後で色を付けることも習得しています。例えばひまわりは花びらは黄色種は茶色ですので黄色一色にした後種のところを茶色にします。種類の違う液を混ぜてマーブルにもできる技術も習得しています。
色褪せは3つの技法全て太陽の光に長く当たれば同じです。なるべく光に当てないようにとお願いしています。
どの技法も外箱に入れておいて下さり記念日等に出して思い出を語ったりして下されば何年もそのままの風合いで残せま
す。
当店の特徴2.
挙式で持たれたブーケは劣化しているので加工ができないと書いてあるところがあるようですが当店は挙式で使われたブーケを持ってきていただいて加工しています。ㇷ゚リザーブド、レカン、押し花できる限りお客様のご希望の技法を優先しますが、お花に向き、不向きがあることを丁寧に説明して納得いただいてどの技法にするか決めています。
確かにお花屋さんで売っているお花と比べたらしおれているのもありますが全部だめなブーケは今までありませんでした。額に入れるデザインが多く3方面から見えるデザインなのできれいなお花を優先すればちゃんと素敵な仕上がりになります。お花を小さくしたりはしません。出来上がりの写真は大きさがわからないので、サイズをちゃんと見て参考にされるのをお薦めします。見た目よりかなり小さいこともあります。
新郎新婦さんも挙式、披露宴の3時間ちょっとでしょうか?お疲れでしょう。その一生に一度の思い出の時間を一緒に過ごし新婦さんを引き立てて重要な役目を果たしてくれたお花を劣化してしまっているからと捨ててしまい違うお花を残して記念の花にするのはお花がかわいそうだと私は思います。きれいなお花を残すのではなく新婦さんが持たれたお花だからこそ記念に残すのではないでしょうか。私はそういう思いで保存加工の仕事をしています。
かなり前になりますが、挙式で持たれたバラのブーケを押し花にとの注文があり、お花屋さんの従業員さんでしたが、受け取ったときにびっくりしたのは、全部花びらが下に落ちていました。それでもどっちみち花びらをバラバラにして押し花にするので、難しくはなくいい額ができて喜んでいただいた記憶があります。
記念日の大切なお花を残す保存加工の仕事、なかなかうまくいかないときもありますが、悩んで悩んで、それを乗り切った時の達成感を自分だけのものにしたいから誰にも任せず一人でやっています。
昨年の秋頃からご注文が多くなりキャパオーバーの時期もあり、なかなかコラムを書く時間がありませんでしたが、夜8時9時まで残業を続けてだいぶ落ち着きましたのでこれからもこだわりを持ち続け頑張りますのでご注文お待ちしています。
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