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渡辺伸一プロのご紹介
豪雪地帯で培ったノウハウを生かし気候風土に合った屋根をつくる(2/3)
祖父・父から受け継いだ信頼を損なうことなく実績を重ねる
渡辺瓦店の創業は約60年前。祖父の弘之さんが、当時流行したセメント瓦の製造・販売を始めました。その後、父の典之さんは製造をやめ、瓦の施工・販売に切り替えたのです。4人兄弟の長男として生まれた渡辺さんには「自分が跡を継がねばならない」という思いがあり、祖父や父と同じ道を歩むことに抵抗はありませんでした。
高校卒業後、渡辺さんは日本三大瓦の一つ「三州瓦」の生産地、愛知県三河地方にある愛知県瓦高等職業訓練校に入学。同校は働きながら学ぶ学校で、入校と同時に同校の職業訓練指導員が在籍する事業所への就職が義務づけられていました。渡辺さんは現場に出てさまざまな経験を積み、屋根づくりについて学びました。そして、約1年半の職業訓練を終えて実家に戻った後は、地元郡上市をはじめ美濃市や関市、その周辺地域で数多くの施工実績を積んできたのです。
顧客の希望に応じて和瓦に代表される焼瓦全般を扱う渡辺さんですが、気をつけているのは瓦のクオリティー。「私たちは施工・販売なので、ほかから瓦を購入します。ですから、その品質には特に気をつけています。粘土瓦の場合は焼成温度が1150℃以上のものでなければ使いません」。焼成温度が高いほど瓦は堅くなり、長持ちします。どんなにすばらしい家でも雨漏りすればおしまい。だからこそ渡辺さんは家を守る瓦葺き士として、丈夫で耐久性のある屋根づくりを心がけています。
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