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富田圭介

掛軸という日本の伝統文化の技を伝えるプロ

富田圭介(とみだけいすけ)

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日本の伝統工芸品・掛軸の技を後世に伝えたい(1/3)

掛軸という日本の伝統文化の技を伝えるプロ 富田圭介さん

熟練の職人の手による3枚裏の掛軸は丈夫で長持ち

 かつての日本家屋には、必ずと言ってよいほど、床の間がありました。床の間は和室の一角に作られた一段高くなった場所であり、慶弔の演出には欠かせないものでした。床の間の壁を飾る掛軸は日本の伝統工芸品として千数百年の歴史があり、ふだんは巻物として大切に箱に入れて保存され、必要に応じて「壁に掛けて拝する」という、一般的な絵画とは異なる独特の扱いをされてきたのです。
 しかし、日本家屋の減少とともに床の間のある家も少なくなり、掛軸の必要性も薄れてきました。本巣郡北方町にある伝匠堂株式会社の富田圭介さんは「日本の伝統工芸品である掛軸を後世に伝えたい」と、12年間勤めた会社を辞めて4年前に独立。前職で培った自前のネットワークを生かし、最も需要の多い仏事の掛軸に特化した事業を全国に展開しています。

 「伝匠堂」の一番の強みは掛軸の製造アトリエと提携し、1幅ずつ手作業で丁寧に仕立てた3枚裏の商品をお客様に提供できること。
 掛軸は巻いたり伸ばしたりすることが多いだけに、すぐに破れてしまっては使い物になりません。そのため、軸の裏には和紙を使用する裏打ちと呼ばれる技法を施すのですが、「伝匠堂」では作品の完成までに3度、裏打ちをします。まず、掛軸の絵が描かれた本紙に和紙を裏打ち、さらに裂地などを貼る切り継ぎの工程が終わったものに中裏打ち、仮張りした後に耳折などの処理を行ってから3枚目の総裏の和紙を裏打ちし、掛軸の強度などを確かめます。見た目は機械仕立ての2枚裏と変わりませんが、3枚裏は温度や湿度の変化に強く、掛軸の持ちがまったく違います。

 「掛軸はとてもデリケートなもの。裂地によって裏打ちに使用する和紙の番手(厚み)も異なるため、色柄共に細部に気を遣い、製造中も適度な湿度を保ちながら作業しています。また、掛軸をしまっておく桐の箱も、日本の気候風土に合ったものが良いので、国内加工したものを使っています」と、富田さんは伝匠堂のこだわりについて話してくれました。

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